三浦糀さんの人気マンガが原作のテレビアニメ「アオのハコ」のイベントが3月22日、東京ビッグサイト（東京都江東区）で開催中の世界最大級のアニメイベント「AnimeJapan（アニメジャパン） 2025」で行われ、猪股大喜役の千葉翔也さん、鹿野千夏役の上田麗奈さん、蝶野雛役の鬼頭明里さん、笠原匡役の小林千晃さん、守屋菖蒲役の市ノ瀬加那さんが登場。3月20日に放送された、雛が失恋するシーンが描かれた第24話などについてトークした。

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　“雛推し”という上田さんは第24話で描かれた、雛が思いを寄せる大喜から振られてしまう展開へのつらい気持ちを吐露。さらに、エンディングテーマに雛と“りんごあめ”が登場することに触れ、「『アオのハコ』って後味がほろ苦いというよりは、しんどい回だけど、甘酸っぱい感じがあるな、と……。りんごあめみたいに甘いんだけど奥に進むと酸っぱいものも出てきて、この後味を出せる『アオのハコ』という作品はやっぱり素晴らしいなと思いました」と語った。

　鬼頭さんは、第24話のアフレコの日は、緊張して暗い気持ちで現場へ向かったと苦笑いしながら回顧。続けて「苦しかった24話だったけど、演じられて良かったなと思うし、雛、本当に頑張ったなと思うし……雛のことがより大好きになりました」とキャラクターへの思いを明かした。

　原作は「週刊少年ジャンプ」（集英社）で2021年4月に連載をスタート。中高一貫スポーツ強豪校・栄明高校を舞台に、男子バドミントン部・猪股大喜が、女子バスケットボール部の先輩・鹿野千夏に恋をする青春部活ラブストーリー。アニメは、TBS系で毎週木曜午後11時56分に放送中。最終話は3月27日に放送される。