ダンまち:アニメ10周年 原作者・大森藤ノの手紙公開 6期は!?

「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」の10周年記念ロゴ(c)大森藤ノ・SBクリエイティブ/ダンまち5製作委員会
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「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」の10周年記念ロゴ(c)大森藤ノ・SBクリエイティブ/ダンまち5製作委員会

 GA文庫(SBクリエイティブ)の大森藤ノさんの人気ライトノベル「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(ダンまち)」のアニメが10周年を迎えることを記念したロゴが公開された。アニメ第5期「ダンまちV 豊穣の女神篇」が完結したことを受けて、原作者の大森さんが手紙を寄せた。

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 「ダンまち」は、大きな地下迷宮がある巨大都市を舞台に、少年ベルらが冒険する姿を描いている。テレビアニメ第1期が2015年4~6月に放送され、女神・ヘスティアの衣装のリボンがネットを中心に“例のひも”などと呼ばれ、話題になった。

 テレビアニメ第2期が2019年7~9月、第3期が2020年10~12月、第4期の「新章 迷宮篇」が2022年7~10月、「深章 厄災篇」が2023年1~3月に放送された。外伝「ソード・オラトリア」もテレビアニメ化され、2017年4~7月に放送された。第5期は、2024年10月に放送を開始した。

 ◇大森藤ノさんの手紙(原文のまま)

 北欧神話に登場する女神フレイヤは、沢山の存在に『愛』を与えるし、多くの人から愛されるけど、ひょっとしたら『恋』をしたことはないのかも?
 神話を調べていた私は最初、そんな風に読み取りました。

 愛することも、愛されることもできるのに、『恋』をしたことがないなんて本当にあるのかな?

 あるかも。

 だって人間よりワガママで、どこか不自由で、みんなを愛さないといけない女神様だから。
 中学生くらいの私達みたいに、誰か一人を特別に想うってことは、どこかに置き忘れちゃったのかも。

 フレイヤは『愛』、シルは『恋』。

 ずっと愛に疲れていたフレイヤが、恋に傾いて起きた『シルの物語』。

 それが今回の『豊穣の女神篇』。

 私はそう思っています。

 まぁ要するに、何億年も恋をしたことがなかった初恋モンスターが暴れ散らかしたお話なんですが、ずっと苦しそうだった松岡さん、大変お疲れ様でした。

 石上さんも日笠さんもすげぇモンスターでした。ありがとうございました!

 冗談はさておき、アニメ1期からずっと続いていた『シルの物語』を、こんな素晴らしい形で終えられて、とっても幸せです。

 ここまで見届けてくださったファンの皆さんも、本当にありがとうございました、

 これからもどうかダンまちをよろしくお願いいたします。

 アニメ6期を観たい人は、アニメスタッフさんを魅了してもらえるようシルさんとフレイヤ様にお願いしよう!

 原作 大森藤ノより

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