TBS:「テレビ局を取り巻く環境がより厳しく」 4月改編で帯番組を“強化”

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 TBSは3月7日、東京・赤坂の同局で4月期の改編説明会を実施。「より多く、幅広く、長く愛されるコンテンツを届ける」と編成方針を打ち出した。

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 同局のコンテンツ戦略部長・三島圭太さんは「テレビ局を取り巻く環境がより厳しく見られる現状になっております」といい、「我々としてはテレビの意地を見せて頑張ろうと思います」と意気込みを語った。

 具体的には、「帯番組」の強化を挙げ、朝の情報番組「THE TIME,」(月~金曜午前5時20分)はセットやCG、音楽も刷新。夕方のニュース番組「Nスタ」(月~金曜午後3時49分※一部地域を除く)は、8年間キャスターを務めたホラン千秋さんが卒業し、出水麻衣アナウンサーが井上貴博アナウンサーとタッグを組む。

 ゴールデン帯は、二宮和也さんがTBSで初のMCを務める「ニノなのに」(水曜午後9時)がスタート。金曜午後9時からは新番組「知識の扉よ開け!ドア×ドア クエスト」が編成される。

 なお、今年1月20日に、番組終了が発表された「中居正広の金曜日のスマイルたちへ(金スマ)」について、三島さんは「番組が23年続くってとんでもなく大変なこと。愛されていた番組ですし、スタッフ、出演者、長く続いたことに関しては中居正広さんにも感謝をしております。詳細は何があったか把握できていませんが、(終了の)判断をせざるを得なかったのは残念だなと思っています」とコメントした。

 改編率は全日帯が5.2%、ゴールデン帯が13.89%、プライム帯が17.2%となった。

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