薬屋のひとりごと
第39話 氷菓
4月18日(金)放送分
米国の第97回アカデミー賞の短編アニメーション部門にノミネートされたことも話題の短編アニメ「あめだま」(西尾大介監督)を手掛けた東映アニメーションの鷲尾天プロデューサーが3月4日、羽田空港第3ターミナル TIAT SKY HALL(東京都大田区)で会見を開いた。東映アニメーションの作品が米アカデミー賞にノミネートされるのは初めて。第97回アカデミー賞の短編アニメーション部門には、イランの「イトスギの影の中で」が選ばれ、「あめだま」は受賞を逃した。3月2日(現地時間)に米ロサンゼルスで開催された授賞式に参加し、帰国した鷲尾プロデューサーが思いを明かした。
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鷲尾プロデューサーは「東映アニメーションはまだまだ世界中に浸透していない。映画祭で取り上げられることで、世界に出ていけば、新しい仕事につながると思い、映画祭に参加させていただきました」と話し、「参加してみて、刺激を受けた。さらに世界を意識した展開を考えていきたい」と意気込んだ。
さらなる世界展開に向けて「次は何をやるんだ?と現地でも随分聞かれた。次、何か一緒にやれないか?というお話もいただいた。ビジネスにつながる新しいことをやっていきたい。東映アニメーションのネットワークと作品は知名度があるし、世界的に評価されている。そのベースでどうチャレンジしていくのかが重要。新しい挑戦をしていきたい」と語った。
「東映アニメーションは、比較的長い年数が続いている作品が多い。次世代を育てることも重要な仕事だと思っています。アニメを見てもらう習慣を引き継いでもらう。新しいと思ってもらえる作品を作り続けることが挑戦。まだ手探りな状態です。今回は試金石だと思っています。次のステップにつなげていくことが重要。確実に積み重ねていかないといけない」と前を向いた。
原作について「衝撃を受けた。絵本だけど、ストップアニメーションの手法に近い。ストーリーが素朴でありながら、力強い。主人公は、自分だという感覚があった。世界感を壊さずに、映像化しようとした。CGだけどストップモーションに近い表現を意識しました。素朴な動き、質感をどれだけ出せるか? スタッフが手間を掛けた」と話し、西尾監督の起用理由を「西尾さんはアクションのイメージがあるかもしれませんが、日常のお芝居がすごく得意。それができるからアクションが生きる。西尾さんがベストだと思った」と明かした。
「あめだま」は、韓国の絵本作家のペク・ヒナさんの絵本「あめだま」「ぼくは犬や」が原作。東映アニメーションによるフルCGの短編アニメで、「ドラゴンボールZ」「金田一少年の事件簿」「ふたりはプリキュア」などの西尾監督、「プリキュア」シリーズの生みの親とも呼ばれる鷲尾天プロデューサーが約20年ぶりにコンビを組んだことも話題になっている。「THE FIRST SLAM DUNK」のダンデライオンアニメーションスタジオの制作陣が集結した。
第25回ニューヨーク国際子供映画祭の短編コンペティションアニメーションで審査委員最優秀賞、観客賞の二冠を達成、第64回ズリーン国際子供・若者映画祭の子供短編部門で審査員賞に選ばれるなど話題になっている。アカデミー賞ノミネート作品となったことを受けて、新宿バルト9(東京都新宿区)などで2月28日から2週間限定で上映されている。
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