一迅社のウェブマンガサイト「一迅プラス」で連載中のあおのなちさんのマンガ「きみが死ぬまで恋をしたい」がテレビアニメ化されることが分かった。トツキ・シーナ役の高橋李依さん、カガリ・ミミ役の日高里菜さん、リジィ・セイラン役の瀬戸麻沙美さん、モード・アリ役の石川由依さんが出演する。かくちたくだいさんが監督を務め、花田十輝さんがシリーズ構成・脚本を担当。ROLL2がアニメを制作する。

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　死と隣り合わせの世界で、日常の平穏を願いながら懸命に生きる少女たちを描いたマンガで、身寄りのない子供を戦争用の兵器として育てる学校に通う14才のシーナがある夜、血まみれの小さな女の子・ミミと出会う……というストーリー。彩り豊かな花に囲まれたミミが描かれたティザービジュアルやパイロットフィルムも公開された。

　高橋さんは「『きみ死ぬ』アニメ化、本当に本当におめでとうございます……！　第4巻発売PVでのご縁から始まり、このおめでたいお知らせを一緒にお祝いすることができて、感謝と祝福と光栄な気持ちで胸がいっぱいです。今作の魅力をまだ見ぬ多くの方に届けられるように。そして、ずっと応援し続けてくださった『きみ死ぬ』ファンの皆様が大切に想う世界を走りきれるよう、どうぞ見守っていていただけるとうれしいです。これからアニメ『きみ死ぬ』、よろしくお願いいたします！」とコメント。

　日高さんは「アニメ化おめでとうございます！　ミミと出会って4年近く。私にとって思い出深い作品だったこともあり、ミミを引き続き演じられることはもちろん、アニメ化決定が一ファンとしてとてもうれしいです。シーナ役の高橋李依ちゃんともすぐ連絡を取り、喜びを分かち合いました！　以前から原作ファンの皆さんの熱い想いを感じていたので、発表できるこの日を楽しみに待っていました。何度も原作を読み返し、大事にミミを演じていきたいとおもいます。放送を楽しみに待っていてください」と話している。

　瀬戸さんは「アニメ化おめでとうございます。私が原作マンガに出会ったのは、6巻の発売記念PVでセイランの声を担当させていただいた時でした。物語はとても繊細で、彼女たちをみていると切なさがあふれてきました。アニメーション『きみ死ぬ』では、原作の世界が大切に描かれていくと思います。私も改めてセイランに向き合って演じていきたいと思います」と語っている。

　石川さんは「『きみが死ぬまで恋をしたい』アニメ化、おめでとうございます！　6巻発売記念PVに引き続き、アリを演じられることがとてもうれしく楽しみです。初めて原作を読ませていただいたとき、キャラクターたちがとても愛おしく、でも死が常に身近にあるからこそ切なくて、とてもとても尊い気持ちが芽生えました。どこか達観していて読みきれないアリの想いに寄り添い、心を込めて演じていきたいと思います。放送をお楽しみに」とコメントを寄せている。

　◇スタッフ（敬称略）

　監督：かくちたくだい▽副監督：友田康▽シリーズ構成・脚本：花田十輝▽キャラクターデザイン：油布京子▽音楽：橋本由香利/▽プロデュース：インフィニット▽プロダクトサポート: EVOLROAR▽アニメーション制作：ROLL2

　◇キャスト（敬称略）

　トツキ・シーナ：高橋李依▽カガリ・ミミ：日高里菜▽リジィ・セイラン：瀬戸麻沙美▽モード・アリ：石川由依