鬼人幻燈抄:テレビアニメが3月31日から連続2クール放送 初回は1時間SP EDでHilcrhymeとHY仲宗根泉がタッグ

「鬼人幻燈抄」の第1弾PVの一場面(C)中西モトオ/双葉社・「鬼人幻燈抄」製作委員会
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「鬼人幻燈抄」の第1弾PVの一場面(C)中西モトオ/双葉社・「鬼人幻燈抄」製作委員会

 中西モトオさんの人気ファンタジー小説が原作のテレビアニメ「鬼人幻燈抄」が、3月31日からTOKYO MX、MBSほかで放送されることが分かった。初回は1時間スペシャルとなり、連続2クールで放送される。同作は、予定していた2024年7月からの放送を延期していた。

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 TOCさんのソロプロジェクト「Hilcrhyme」がエンディングテーマ「千夜一夜 feat. 仲宗根泉(HY)」を担当することも発表された。Hilcrhymeとバンド「HY」の仲宗根泉さんがタッグを組んだ楽曲で、TOCさんは「『千年の恋』をテーマに書きました。鬼人幻燈抄の、時代を超えて思いを紡ぐその姿にインスパイアされてできた曲です。また盟友、HY仲宗根泉が再びHilcrhymeとタッグを組んでくれました。今作は彼女にも作詞、作曲を手掛けてもらいましたが、彼女の世界観における詩とその歌声は、この曲を唯一無二のものとしてくれました。世代も距離も越えて多くの人に届きますように。ぜひお聴きください」とコメントを寄せている。

 第1弾PVがYouTubeで公開され、楽曲の一部がお披露目された。PVはメインキャラクターの甚太、鈴音、白雪の幼少期のシーンから始まる。よそ者だった甚太と鈴音を葛野の住人が受け入れ、その後甚太は「いつきひめ」を守る巫女守に、白雪は白夜と名乗り葛野の繁栄を祈る巫女(みこ)「いつきひめ」へと成長していく。甚太、鈴音、白雪(=白夜)のつかの間の幸せ、3人が避けることのできない鬼との永きにわたる戦いに立ち向かっていく姿が描かれている。

 「鬼人幻燈抄」は、江戸から平成へ約170年という途方もない時間を旅する鬼人の物語を描く“和風大河”ファンタジー。双葉社から小説が発売されている。コミカライズ化もされている。

 アニメは、相浦和也さんが監督を務め、横浜アニメーションラボが制作する。声優の八代拓さんが甚太、上田麗奈さんが甚太の妹の鈴音、早見沙織さんが「いつきひめ」と呼ばれる葛野の巫女(みこ)の白雪を演じる。

 ◇スタッフ(敬称略)

 監督:相浦和也▽シリーズ構成:赤尾でこ▽キャラクターデザイン:池上たろう▽プロップデザイン:杉村友和▽美術設定:工藤ただし(パインウッド)、磯辺結(千住工房)、新妻雅行(千住工房)▽美術ボード:磯辺結(千住工房)▽色彩設計:大西峰代▽3D監督:遠藤誠(トライスラッシュ)▽撮影監督:宮坂凌平▽編集:廣瀬清志(editz)、山条裕香(hisui)▽音楽:高田龍一(MONACA)、広川恵一(MONACA)、高橋邦幸(MONACA)▽音響監督:原口昇▽音響制作:ビットグルーヴプロモーション▽アニメーション制作:横浜アニメーションラボ

 ◇キャスト(敬称略)

 甚太:八代拓▽鈴音:上田麗奈▽白雪:早見沙織▽同化の鬼:白熊寛嗣▽遠見の鬼女:近藤唯

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