僕とロボコ:劇場版の“マルチバースロボコ”役に豪華声優 野沢雅子、千葉繁、田中真弓、上坂すみれ出演

「劇場版『僕とロボコ』」のマルチバースロボコ集合ビジュアル(c)宮崎周平/集英社・劇場版「僕とロボコ」製作委員会
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「劇場版『僕とロボコ』」のマルチバースロボコ集合ビジュアル(c)宮崎周平/集英社・劇場版「僕とロボコ」製作委員会

 「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の宮崎周平さんの人気ギャグマンガが原作のアニメ「僕とロボコ」の劇場版「劇場版『僕とロボコ』」に声優として野沢雅子さん、千葉繁さん、上坂すみれさんが出演することが分かった。劇場版は、原作の「マルチバースとロボコ」をベースとしたオリジナルストーリーで、さまざまな世界線から集まった“マルチバースロボコ”が登場する。千葉さんはロボコ(本格SFアクションの世界線)、上坂さんはロボコ(ラブコメの世界線)、野沢さんはロボコ(昭和ギャグマンガの世界線)をそれぞれ演じる。

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 ロボコ役のお笑いコンビ「チョコレートプラネット」の松尾駿さん、2024年12月に発表されたロボコ(王道バトルの世界線)役の田中真弓さんに加え、豪華声優陣がロボコたちを演じることになった。5人のロボコが集結したマルチバースロボコ集合ビジュアルも公開された。

 どこかで見たことのあるようなロボコ(本格SFアクションの世界線)を演じる千葉さんは「え?……何でここに?……エプロン姿って……男なの?……女なの??……メイドなの???」「表情変化もほとんどなく淡々としゃべるキャラクターなどこれまで数えるほどしかやってない私にとって、本格SFロボコは金星の路地裏で見つけた喫茶店のメニューに“カラシ蓮根”を発見したような喜びでした!!」「映画館の客席にゆったりと座り、何も考えずギャグ満載のカオスな世界に飲まれ、そして細胞レベルで楽しんで下さい!!」とコメント。

 ロボコ(ラブコメの世界線)役の上坂さんは「もう、とっても可愛いですよね! 誰もが一度は恋したラブコメヒロインの要素を全て兼ね備えているようなロボコです。私は以前アニメ版のロボコ役オーディションを受けていたので、まさかこんな形で演じられるなんて!とうれしい気持ちでいっぱいでした!」「ほかのロボコさんたちがいろいろな意味で最強すぎるのですが、ラブコメロボコさんはまるで非力なほんわかムードで終始押し通しているのが『ある意味強い……!』と感じました。よく転び、よくはだける、ラブコメヒロインらしいお気楽さを意識しました!」「マルチバースなロボコたちが集結した劇場版ストーリー……本当に…すごいです!! 歴史的にすごいものが目撃できるのは間違いありません!! やっぱり週刊少年ジャンプってすごいな~!!!皆様、どうぞお楽しみにっ!」と話している。

 ロボコ(昭和ギャグマンガの世界線)役の野沢さんは「私、真面目なキャラクターより、どちらかと言うとこういうキャラクターの方が好きなんです。ノリすぎちゃうから抑えないといけないんですけどね(笑)。誰が見ても楽しめて、自然に笑いが出てくるのがいいですよね」「私は、こういう楽しい笑いがわくようなものは、事前に作ったら面白くないと思っているんです。やっぱり、その場で出てくる感情を表現したほうがセリフが生きるし、ぱっと見た瞬間にわあっ!てなる感じが大好きなんです」「とっても楽しい映画です。お友達と誘い合わせて一回見たら、一回と言わずに、次は違うお友達を誘って何回も見てください。一緒に見たお友達も、違うお友達を誘ってまたぜひ見に行ってくださいね!」とコメントを寄せている。

 「僕とロボコ」は、2020年7月に「週刊少年ジャンプ」で連載をスタート。美少女メイドロボットが一家に1台普及した20XX年を舞台に、行動が規格外のメイドロボ・ロボコと、心優しい少年・ボンドの日常がコミカルに描かれている。コミックスの累計発行部数は約150万部。

 テレビアニメが2022年12月~2023年6月に放送された。劇場版は、テレビアニメと同じくアニメ「おじゃる丸」「セクシーコマンド 外伝 すごいよ!!マサルさん」などで知られ、“ギャグアニメの名手”とも呼ばれる大地丙太郎さんが監督を務める。4月18日に公開される。

 ◇キャスト(敬称略)

 ロボコ:松尾 駿(チョコレートプラネット)▽ボンド:津田美波▽ガチゴリラ:置鮎龍太郎▽モツオ:武内駿輔▽円ちゅわ~ん:M・A・O▽メイコ:平塚紗依▽ロボコ(王道バトルの世界線):田中真弓▽ロボコ(本格SFアクションの世界線):千葉 繁▽ロボコ(ラブコメの世界線):上坂すみれ▽ロボコ(昭和ギャグマンガの世界線):野沢雅子

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