人気アニメ「プリキュア」シリーズの第22弾「キミとアイドルプリキュア♪」の会見が開かれた。第22弾のモチーフは「アイドル」で、テーマは「“キミ”がいるから輝ける、強くなれる！」。ABCアニメーションの西村舞音プロデューサーは「私たちが今回伝えたいアイドルは、キミと一緒に輝くことができるアイドルです」と説明した。

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　第20弾「ひろがるスカイ！プリキュア」では“男子プリキュア”や“新成人プリキュア”が登場し、放送中の第21弾「わんだふるぷりきゅあ！」は、初めて“犬のプリキュア”が登場するなど「プリキュア」シリーズは、常識とされるものにとらわれず、進化、変化してきた歴史がある。第22弾は「アイドル」「ファンサ」などの新機軸を打ち出す。

　西村プロデューサーは、作品に込めた思い「一緒にステージに立ってくれるキミがいるから、目の前で応援してくれるキミがいるから、私は輝くことができる。その輝きは一方通行ではありません。キミからもらった輝きをキミに返していくことで、キミと私で照らし合っていく。そんな全てのキミと私がキラキラになれるような、シリーズ最強の輝きを放つ作品にしていきたいと思っております」と話した。

　会見には、キュアアイドル／咲良うた役の松岡美里さん、キュアウインク／蒼風なな役の高橋ミナミさん、キュアキュンキュン／紫雨こころ役の高森奈津美さんも登場。

　高森さんは「スタッフさんと一緒に作り始めて、プリキュアがアイドルコンテンツをやるのではなくて、本当に“アイドルプリキュア”をやるんだと感じています。少し言語化が難しいのですが、私たちは、アイドルコンテンツをやってるわけじゃなくて、“アイドルプリキュア”というプリキュアをやろうとしています。その熱さを感じています」とコメント。

　高橋さんは「アイドルにもプリキュアにも真剣に向き合っています。アイドルは歌やファンサで人を助けることがあります。プリキュアもキミを助け、アイドルであり、ヒーローでもあります。シンクロもしていて、最強のアイドルプリキュアになるとワクワクしています」と思いを語った。

　「キミとアイドルプリキュア♪」は、伝説の救世主・アイドルプリキュアがダイスキな人、大切な人、応援してくれる人、隣にいる人、目の前にいる人など“キミ”のために、歌って踊って“ファンサ”し、“キミ”の存在がアイドルプリキュアをキラキラ強く輝かせる。

　「美少女戦士セーラームーン Eternal」「Back Street Girls -ゴクドルズ-」「映画ハピネスチャージプリキュア！人形の国のバレリーナ」などの今千秋さんがシリーズディレクターを務め、加藤陽一さんがシリーズ構成、杉本海帆さんがキャラクターデザインを担当する。会見では、プリリン役の南條愛乃さん、メロロン役の花井美春さんが出演することも発表された。ABCテレビ・テレビ朝日系で2月2日から毎週日曜午前8時半に放送される。