吉田伶香:水着グラビアに挑戦した24年は「分岐点」に 話題の“ニューヒロイン”「気持ち的にはまだ1年目、初心忘れず」

昨年は「初恋ハラスメント」も話題となった吉田伶香さん
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昨年は「初恋ハラスメント」も話題となった吉田伶香さん

 2024年は、水着グラビアにも初挑戦し、“ニューヒロイン”として注目を集めた俳優の吉田伶香さん。同年は、小宮璃央さんと共演した中京テレビ制作の異色の恋愛ドラマ「初恋ハラスメント~私の恋がこんなに地獄なワケがない~」もネットで話題となったが、「演技でやりきったという達成感より、反省点がめちゃくちゃ多かった」と話す。それでもデビューから5年がたち「意欲は年々高くなってきている」という吉田さんに話を聞いた。

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 ◇何でも一度はやってみるものだなと

 吉田さんは2002年4月5日生まれの22歳。2024年3月まで、フジテレビ系の朝の情報番組「めざましテレビ」で“イマドキガール”を務めていた。

 2024年は、前述の「初恋ハラスメント」でヒロインを演じたほか、テレビ朝日系の連続ドラマ「伝説の頭 翔」では、スケ番アイドルユニット「古くさい街角のスケ番ズ(通称・街スケ)」のメンバー、外町小百合として“アイドルデビュー”も果たした。

 「2024年はいろいろな意味で『分岐点』になったのかなと思っています。グラビアを初めてやらせていただいたのもそうですし、地上波のドラマで新しい挑戦というか、ヤンキー役で歌って踊るなんて、自分がやるなんて思ってもいなかったので」

 2024年を「新しいチャレンジをした1年」と位置付ける吉田さんだが、元々は“食わず嫌い”な性格。

 「あまり新しいことにチャレンジするのは得意ではないというか、食べ物でいうと、新商品にトライしないで、昔から好きなものをずっと食べ続けるタイプ。なかなか勢いがないと新しい世界に足を踏み込めないのですが、2024年はそれができた1年で、何でも一度はやってみるものだなと思えるようになりました」

 ◇グラビアで「演技とは違う達成感」

 新しく足を踏み入れた世界の一つに「グラビア」も挙げられる。

 「グラビアは『オオカミ』が終わったあと、19歳のころに1回お話があって。当時はまだ10代だったし、自分には向いていないと疎遠になっていたのですが、実際に挑戦してみたら楽しくて。スタッフさん、カメラマンさん、メークさんと皆さんいい方ばかりで、ドラマの現場とはまた違った雰囲気の中、私が気持ちよく撮影に臨めるようにしてくださったのもありますし、演技とは違う達成感がありました」

 吉田さんが最優先したいのは「演技」であることは以前と変わらないが、「『きれい』や『可愛い』、あとは『意外』といろいろな反響の声も聞けたのは面白かったですし、同性の方からもほめてもらえて、それはやっぱりうれしかったです」と振り返る。

 「今後も役者としてやっていきたいと思いは強いのですが、マルチにいろいろなことにチャレンジはしたいとは思っているので、コンスタント、まではいかないまでも、いいカラダに仕上げられて、自信を持っていいものを作れるというタイミングでお声をかけていただけたら、ぜひまたグラビアをやりたいなと思っています」

 ◇コミュニケーションの部分でも「もっと成長できたら」

 「初恋ハラスメント」を経て、レギュラー出演した「伝説の頭 翔」では、役作りで人生で初めて“全頭ブリーチ”を経験。髪をピンク色にし、“メンチクイーン”の外町小百合になりきった。

 「みんなから驚きの声をいただけて、別の現場で話が広がるきっかけにもなりましたし、普段の私とは全然違う姿に『叫んでたね』『メンチきってたね』と言ってもらえたり、連絡をもらえたり、カラオケのDAMで“街スケ”の曲が流れていた時期があったので、それを写真に撮って送ってくれたり、うれしいことがたくさんありました」

 演技に対しての意欲は「年々高くなってきている」と自覚する一方で、「気持ち的にはまだ1年目。そういう意味では、いつまでも初心を忘れずにいたい」と考える吉田さん。

 2025年は、ABCテレビの1月期ドラマ「恋愛革命」(関西ローカル)や、村重杏奈さん主演の映画「悪鬼のウイルス」(1月24日公開)への出演がすでに決まっているが、以前と変わらず大きな目標は、いつか大好きなアニメ「名探偵コナン」の劇場版にゲスト声優として出ることだ。

 「2024年は演技でやりきったという達成感より、反省点がめちゃくちゃ多くて。その反省を次に生かすためにも、監督と意見を交わしたり、自分の考えを伝えたり、コミュニケーションの部分でももっと成長できたらと思いますし、自信満々で友達にも『見てよ』と言えるくらいまで、自分の演技のレベルを高めることができたらいいなと思っています」

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