映画ドラえもん のび太の絵世界物語:大ファンあいみょんが主題歌担当 「ついに来た!夢がかなう!」 予告&ポスター公開

「映画ドラえもん のび太の絵世界物語」の主題歌「スケッチ」を担当するあいみょんさん(中央)(C)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2025
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「映画ドラえもん のび太の絵世界物語」の主題歌「スケッチ」を担当するあいみょんさん(中央)(C)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2025

 人気アニメ「ドラえもん」の第44作となる劇場版最新作「映画ドラえもん のび太の絵世界物語」で、シンガー・ソングライターのあいみょんさんが主題歌を担当することが分かった。あいみょんさんは、大のドラえもんファンで、主題歌として新曲「スケッチ」を書き下ろした。12月8日に開催されたアリーナツアー「AIMYON TOUR 2024-25“ドルフィン・アパート”」の広島グリーンアリーナ(広島市中区)公演で発表された。

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 あいみょんさんは「『ついに来た!夢がかなう!』と、うれしい気持ちになりました。親交のある(水田)わさびさんには自分から伝えたかったため、『のび太の絵世界物語』のアフレコ初日にサプライズで現場へ行き、直接ご報告したところ、『夢がようやくかなったね』と言ってもらい、泣きながら抱き合いました」とうれしさをにじませた。

 主題歌の「スケッチ」については、「本作のイメージは盛り込みつつ、いろいろな冒険をしてきたドラえもんとのび太くんのこれまでの歩みを描きたいと思い制作しました。映画のテーマである“絵”をどこまで楽曲に落とし込むか考える中で、ドラえもんとのび太くんの日常をふと思い浮かべてみたら、寝る前、眼鏡を外したのび太くんの顔に残っている眼鏡の跡さえも、絵になる、描きたくなる、とてもいとおしいシーンだろうなと思って。それがきっかけで、流れるように曲作りが進みました。また、映画の最後にかかる主題歌が作品と分離しないように、やさしくて、やわらかい印象の物語にぴったりの楽曲になったと思います」と思いを語った。

 主題歌を担当することが発表された広島グリーンアリーナ公演では、主題歌「スケッチ」を使用した予告映像が流れた後、あいみょんさんの掛け声でドラえもんとのび太が登場した。ドラえもんが「ぼくたちの大冒険を応援してくれるすてきな主題歌だよね!」と言うと、あいみょんさんは「ありがとう、うれしい! 『スケッチ』を聴いたのも、最新の予告映像を見たのも、ここにいるみなさんが初めてなんですよ! 私、きょう一日ずっと緊張してたんだから~!」と喜び、会場からも温かい拍手がわき起こった。

 予告映像は、ひみつ道具・はいりこみライトを使い、飛び込んだ絵の中の世界に広がる中世ヨーロッパの世界・アートリア公国で冒険を楽しむドラえもんとのび太たちが描かれている。そこで出会った新たな仲間・クレアたちから、アートリア公国に眠る不思議な青色を作り出す幻の宝石(アートリアブルー)の噂を耳にして、ドラえもんたちは「ダイヤモンド以上の価値がある!」と幻の宝石を見つけ出そうと奮起する。しかし、アートリア公国に代々伝わる“古の伝説”がよみがえり、絶体絶命の大ピンチに陥ることになる。

 鮮やかな青い空と湖が広がるアートリア公国を背景に、ドラえもんやのび太たちが躍動感いっぱいに飛び立つポスタービジュアルも公開された。湖の奥にそびえ立つ城からは、怪しげな影が迫っている。「みんなの色で、世界はあざやかになる。」というコピーが添えられている。

 12月13日から全国の映画館で同作の劇場前売り券を購入すると、全国合計10万人に、ベレー帽をかぶり、絵筆を持ったドラえもんのラバーキーホルダー「わくわく!お絵かきドラ」がプレゼントされる。入場者特典として、小冊子「映画ドラえもん のび太の絵世界物語『いろいろ!まんがBOOK』」がプレゼントされることも発表された。

 最新作は、「映画ドラえもん」シリーズの45周年記念作。舞台は“絵の中の世界”で、絵の中で出会った仲間たちと共に、ドラえもんとのび太たちが幻の宝石を巡り強大な敵に立ち向かう。テレビアニメ「ドラえもん」の演出を担当し、2007年に「映画ドラえもん のび太の新魔界大冒険 ~7人の魔法使い~」でシリーズ初となる女性監督に就任した寺本幸代さんが監督し、テレビアニメ「ドラえもん」の脚本を数多く手掛ける伊藤公志さんが、「映画ドラえもん」シリーズ初参加で脚本を担当する。2025年3月7日に公開される。

「映画ドラえもん のび太の絵世界物語」予告

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