故・鳥山明さんの人気マンガが原作のアニメ「ドラゴンボール」の完全新作シリーズ「ドラゴンボールDAIMA（ダイマ）」のイベントが、米ニューヨークで開催中の「ニューヨーク コミコン 2024」で実施され、鳥山さんが描いた同作のイラストが公開された。新作の舞台である大魔界や、飛行機、新キャラクターのグロリオ、トロルが描かれている。

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　「ドラゴンボールDAIMA」は、今年3月に急性硬膜下血腫のため死去した原作者の鳥山さんがストーリー、キャラクターデザイン、設定などを担当した。イベントに登場した「ドラゴンボール」シリーズのエグゼクティブプロデューサーの伊能昭夫さんが「ドラゴンボールDAIMA」について、「今回は全く新しい舞台、大魔界という世界が舞台です。この大魔界も鳥山先生が自ら描かれていて、世界で初めてそのイラストを公開したいと思います！」と発表すると、会場から大きな歓声が上がった。

　イベントでは、同作の英語吹き替え版がアメリカ、カナダで11月10～12日に劇場公開され、イベントにゲストとして登場したステファニー・ナドルリーさんが英語吹き替え版で悟空（ミニ）役を担当することも発表された。これまでの「ドラゴンボール」シリーズでも幼少期の悟空を演じたことがあるステファニーさんは「もう一度、悟空の声優として戻ってこられたことを光栄に思います。新しいシリーズはいろいろな年代のファンの人が楽しめるものになっていると思います」と話した。

　会場では、孫悟空、孫悟空（ミニ）役の野沢雅子さんからのビデオメッセージが公開された。約1年前に「ドラゴンボールDAIMA」の制作発表をした「ニューヨーク コミコン」の会場で第1話が上映されることに「あれから1年、ついに『ドラゴンボールDAIMA』がスタートします。わたしも全力で悟空を演じさせていただいております。この後の、第1話上映を、ぜひ最後まで楽しんでくださいね。ぜってぇ、見てくれよな！」と思いを伝えた。

　「ドラゴンボールDAIMA」は、フジテレビ系で毎週金曜午後11時40分に放送中。