ドラゴンボールDAIMA
第11話 デンセツ
12月23日(月)放送分
敷村良子さんの青春小説が原作の劇場版アニメ「がんばっていきまっしょい」(櫻木優平監督)が10月25日に公開される。1998年に公開された映画版で主演として、悦ネエこと主人公・村上悦子を演じた田中麗奈さんがコメントを寄せている。
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映画「がんばっていきまっしょい」は田中さんの初主演作で、俳優として活躍を始めるきっかけとなった。映画の公開から約26年後に劇場版アニメが公開される。田中さんは、劇場版アニメを見て「スクリーンに映る悦ネエは無力感や劣等感でいっぱいで青春のきらめきとは反対側にいるような女の子でした。そんな悦ネエの言動にヒヤヒヤさせられながらも自然に心を引っ張られ、試写を見る前に感じていた気持ちは杞憂に終わり、悦ネエを見守る気持ちに変換され、ただただ作品へと没頭し、物語に入り込むことができました」とコメント。
「松山の自然の美しさがスクリーンに再現されていたことにももちろん感動したのですが、実写の映画には映っていなかった現代の松山の街並みまでもが描かれていて、撮影中過ごしていた日々を思い出し、懐かしさや恥ずかしさが込み上げてきました。ボートの練習へ海へと向かう車内、長いトンネルを走る時の車内が暗くなる光の感じ、帰りは身体やまぶたが重くなっていた感覚、休みの日は商店街を共演者のみんなとはしゃいで歩いたことなど、あの頃体験した景色がスクリーンの中に広がり、自分たちを見ているような不思議な感覚でした」と振り返った。
「ボートを漕いでいる時の臨場感も再現されていて、そこも驚きでした。青春のきらめきは、モヤモヤした気持ちがあったからこそ輝いて感じられるものなんだと再確認し、気持ちが晴れやかになる素敵な作品でした。がんばっていきまっしょいが、たくさんの方へ届きますように」と思いを語っている。
2005年に放送されたドラマ版で主演を務めた鈴木杏さんもコメントを寄せており、「悦ネエたちと過ごした夏から20年近く経った今回の再会は、まるでタイムカプセルをあけるかのよう! あの時は毎日が精いっぱいだったけれど、今の私から眺めると、どの瞬間もとにかくまぶしく輝いていて、とんでもなく貴重な宝物で、そしてしっかりと私を支えてくれていたんだなぁと、感謝と感動で胸がいっぱいです」と話している。
ドラマ版に出演した相武紗季さんは「現代を生きる高校生が生き生きと描かれていてとても新鮮でした。そして時代が変わっても、真っすぐに生きて、好きなものに打ち込む姿はいつだってキラキラしていて不変なのだと思いました!」とコメントを寄せている。
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「がんばっていきまっしょい」は、愛媛県松山市を舞台に、ボート部に青春をかける女子高校生の成長や心のゆらぎを描いた小説で、1995年松山市主催の第4回坊っちゃん文学賞大賞受賞。1998年に俳優の田中さん主演で実写映画化され、ロングランヒットした。2005年には鈴木杏さん、錦戸亮さん主演で連続ドラマ化された。
アニメは、宮崎駿監督の短編アニメ「毛虫のボロ」でCGディレクターを務め、劇場版アニメ「あした世界が終わるとしても」などでも知られる櫻木優平さんが監督を務める。萌、レイルズが制作する。主人公・村上悦子役の雨宮天さん、佐伯姫役の伊藤美来さん、高橋梨衣奈役の高橋李依さん、兵頭妙子役の鬼頭明里さん、井本真優美役の長谷川育美さんらが出演する。
「がんばっていきまっしょい」主題歌「空色の水しぶき」スペシャルムービー
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