九龍ジェネリックロマンス:2025年テレビアニメ化&実写映画化 アニメは白石晴香&杉田智和、映画は吉岡里帆&水上恒司W主演

テレビアニメ化、実写映画化される「九龍ジェネリックロマンス」のビジュアル(C)眉月じゅん/集英社・「九龍ジェネリックロマンス」製作委員会 (C)眉月じゅん/集英社・映画「九龍ジェネリックロマンス」製作委員会
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テレビアニメ化、実写映画化される「九龍ジェネリックロマンス」のビジュアル(C)眉月じゅん/集英社・「九龍ジェネリックロマンス」製作委員会 (C)眉月じゅん/集英社・映画「九龍ジェネリックロマンス」製作委員会

 テレビアニメ化、実写映画化もされたマンガ「恋は雨上がりのように」などで知られる眉月じゅんさんの最新作「九龍ジェネリックロマンス」が、2025年にテレビアニメ化、実写映画化されることが明らかになった。キャストも発表され、テレビアニメは声優の白石晴香さんと杉田智和さん、映画は俳優の吉岡里帆さんと水上恒司さんがダブル主演を務め、鯨井令子(くじらい・れいこ)、工藤発(くどう・はじめ)をそれぞれ演じることが分かった。テレビアニメ、映画のキャラクタービジュアル、超特報映像も公開された。

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 同作は、2019年11月から「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で連載中のミステリー・ラブロマンス。ノスタルジーあふれる街・九龍(くーろん)の不動産屋で働く鯨井令子は、職場の先輩・工藤発に淡い恋心を抱いており、ふと見つけた一枚の写真から、工藤には過去に自分とうり二つの婚約者がいたことを知る……という展開。なくした記憶、もう1人の自分の正体、九龍の街に隠された巨大な秘密と、過去、現在、未来が交錯する中、恋が秘密を解き明かすことになる。コミックスが第9巻まで発売されており、最新10巻が10月18日に発売される。累計発行部数は100万部以上。

 原作者の眉月さんは「祝! アニメ&実写ダブルメディア化!! アニメも実写もとても人に恵まれていると感じています。うれしいことに演者さん、スタッフさんに元々原作を好いてくださっている方が多く、ここぞとばかりに己の引きの良さを発揮した気がします。本当にありがたいです。どちらの現場の見学もさせていただいたのですが、胸が熱くなることがたくさんありました。この熱い思いが皆さんに届く日が待ち遠しいです。お楽しみに!」とコメントを寄せている。

 アニメで鯨井令子を演じる白石さんは「オーディションのお話をいただく前から読んでいた作品で、いつかアニメでも見たいな……できることなら携われたらいいなぁ……と勝手に妄想していたので、オーディションに受かったというご連絡をいただいた時は本当に驚きましたし、とにかくうれしかったです!! 令子として全力で九龍に生きたいと思います」と意気込みを語っている。

 アニメで工藤発を演じる杉田さんは「何も構えなくていい。夢を見てる時くらい余計な力はいらないんだ。そうだろう? ……あ、小じわみっけ」とコメント。

 映画で鯨井令子を演じる吉岡さんは「今作は自分が存在するのか存在しないのか、分からなくなりながらも確かに人を愛し続けたピュアで切ないミステリー・ラブロマンスです。主人公の令子は不確かな存在ですが、一人の生きている人間として実在することを信じてその場で生まれる本当の感情を大切にしながら撮影に挑みました。悩みながらの撮影でしたが、令子が自分らしさを見つけていく過程が現実世界ともリンクし、集中しながら感情移入することができました。スタッフの皆様の丁寧な仕事に何度も救われました。共演者の皆様ともたくさんの話し合いを重ねられたことに感謝しています。見たことのない映像を収めるべくチーム皆の力が集結したと思います。ぜひ公開をお楽しみに」と話している。

 映画で工藤発を演じる水上さんは「工藤発を生きた時間は私にとって財産となり、その過ごした時間は、今後の私の人生において大きな出来事となると、今、感じています。公開までもうしばしお待ちください」とコメントを寄せている。

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