ふれる。:不思議な生き物“ふれる” 生態が垣間見える新カット 神様? 妖怪?

劇場版アニメ「ふれる。」に登場するふれるのカット(C)2024 FURERU PROJECT
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劇場版アニメ「ふれる。」に登場するふれるのカット(C)2024 FURERU PROJECT

 人気アニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。(あの花)」「心が叫びたがってるんだ。(ここさけ)」などで知られる長井龍雪監督のオリジナル劇場版アニメ「ふれる。」(10月4日公開)に登場する不思議な生き物“ふれる”を描いた新たなカットが公開された。芝生にたたずむ姿や、主人公の一人・小野田秋の背後から顔を出す姿など、“ふれる”の生態が垣間見えるカットとなっている。主人公の3人の青年と“ふれる”が描かれた新ビジュアルも公開された。

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 “ふれる”は、同じ島出身の主人公3人が上京の際に島からつれてきたハリネズミに似た見た目の生き物で、3人は“ふれる”の力によって口にしなくてもそれぞれの心の声が聞こえてくる。「人と人とをつないでくれる神様というか妖怪というか……」と島での言い伝えもある。

 “ふれる”の誕生の経緯について、長井監督は「実は最初は3人をつなぐ兄貴的存在だったのが、紆余曲折を経て、ふれるという不思議な生き物になりました」と語り、「スタッフ一同、力を尽くしてとても可愛く仕上がっていると思います。ぜひお楽しみにご覧になっていただければと思います」と話している。

 「ふれる。」は、同じ島で育った幼なじみの小野田秋、祖父江諒、井ノ原優太が20歳になって上京し、東京・高田馬場で共同生活を始めることになる……というストーリー。バーでアルバイトをする秋、不動産会社の新卒社員の諒、服飾デザイナー志望の専門学生の優太は、生活はバラバラだが、“ふれる”の特別な力によって心はいつもつながっており、口にしなくてもそれぞれの言葉が流れこんでくる。“ふれる”で結びついた3人の友情は、隠された“もう一つの力”によって変わっていく。永瀬廉さん、坂東龍汰さん、前田拳太郎さんが、主人公の秋、諒、優太をそれぞれ演じる。

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