解説:特別版も話題の「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」 まだまだある! 注目のガンプラ

「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」のガンプラ「HG 1/144 デスティニーガンダムSpecII&ゼウスシルエット」
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「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」のガンプラ「HG 1/144 デスティニーガンダムSpecII&ゼウスシルエット」

 人気アニメ「機動戦士ガンダムSEED」シリーズの劇場版「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」の本編映像をアップデートした“期間限定の特別版”が9月20日に公開された。特別版は500カット以上の本編映像をアップデートした“完全版”で、エピローグカットが追加された。同作は、1月26日に公開され、約4カ月のロングラン上映となり、興行収入が49億円、観客動員数が290万人を突破するなど大ヒットした。新MS(モビルスーツ)のガンプラ(プラモデル)も多数発売され、好調というが、発売を控える商品もある。これから発売される「SEED FREEDOM」のガンプラについて解説する。

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 ◇ファン待望のデスティニーII

 10月19日には「HG 1/144 ムラサメ改」(2750円)が発売される。ムラサメ改は、オーブ軍の主力機で、ムラサメの改良型。基本的なフレームや武装はそのままに、形状や変形機構が大幅にアップデートされた。ガンプラは、パーツの差し替えによって、MA形態に変形するギミックを備える。

 複座式のコクピットを備え、オルフェ・ラム・タオ、イングリット・トラドールが搭乗するブラックナイトスコードカルラのガンプラ「HG 1/144 ブラックナイトスコードカルラ」(4070円)は10月26日に発売される。白と金が印象的なMSで、金のエングレービングは、金属光沢感をアップさせた素材のリアルメタリックグロスインジェクションを使用した。専用パーツを使用することで、バックパックが展開する、PETシートを装着して光の翼の模様も再現できるゴージャスなガンプラだ。

 「HG 1/144 デスティニーガンダムSpecII&ゼウスシルエット」(7920円)が11月に発売されることも話題になっている。デスティニーガンダムSpecIIとゼウスシルエットのセットを「HG」シリーズで立体化する。

 デスティニーガンダムSpecIIは、劇場先行販売のガンプラとしてクリアカラー版はあるが、通常版が発表されていなかったこともあり、ファン待望のガンプラとなる。ゼウスシルエットは同機専用の装備で、単機形態から合体形態に変形する。

 ◇話題のズゴック キャバリアーも

 ズゴックのガンプラ「HG 1/144 ズゴック(SEED FREEDOM Ver.)」(3520円)を楽しみにしているファンの多いはず。劇中でズゴックは、アスラン・ザラが乗るインフィニットジャスティスガンダム弐式の姿を隠すための仮初の姿として登場した。ズゴックのガンプラの内部フレームの形状は、インフィニットジャスティスガンダム弐式を模しているといい、選択式で別売りの「HG 1/144 インフィニットジャスティスガンダム弐式」の一部を組み込むことができる。

 パーツの差し替えで、頭部装甲のダメージ状態も再現できる。赤熱時のクローパーツが付属し、通常のクローと差し替えることも可能。遊べるガンプラになっているようだ。2025年2月に発売。

 キャバリアーアイフリッドのガンプラが「オプションパーツセット ガンプラ 15(キャバリアーアイフリッド)」(2970円)として2025年2月に発売されることも発表された。キャバリアーアイフリッドは、ズゴックやストライクルージュの支援メカとしてアニメに登場した。1987~88年に放送された「機甲戦記ドラグナー」に登場するキャバリアーが元ネタとされている。

 ガンプラは、ミサイルポッドのハッチが開閉し、ウイング部分が展開することで、飛行形態になるギミックを備え、試製35式改レールガンが付属する。「HG 1/144 ズゴック(SEED FREEDOM Ver.)」や「ENTRY GRADE 1/144 ストライクルージュ」にも装着できる。

 「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」は、「ガンダム」シリーズの劇場版の歴代最高興行収入記録を約42年ぶりに更新するなど大ヒットしたが、“特別版”の公開によってさらなる盛り上がりを見せている。ガンプラも人気MSの発売が控えており、“SEED FREEDOMフィーバー”はまだまだ続きそうだ。

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