伊藤美来：「魔王2099」で聞いたことがない声！？　「ちょっとずつおかしく」「もっと気持ち悪く！」

　第33回ファンタジア大賞で大賞に選ばれたことも話題のライトノベルが原作のテレビアニメ「魔王2099」の先行上映会が9月14日、ユナイテッド・シネマ豊洲（東京都江東区）で開催され、ベルトール＝ベルベット・ベールシュバルト役の日野聡さん、マキナ＝ソレージュ役の伊藤美来さん、高橋役の菱川花菜さんが登場した。第1、2話が先行上映され、伊藤さんは自身が演じるマキナについて「第1話は淡々と説明するシーンが多かったのですが、第2話からちょっとずつおかしくなります。ベルトール様への“好き”があふれて、顔がふにゃふにゃになったり」と見どころを語った。

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　マキナは、魔王・ベルトールに対して忠誠を強く誓っている。菱川さんが「伊藤さんから聞いたことがない声が聞こえてくるんです。溶けきった声がすごく好き！」と話すと、伊藤「『もっと気持ち悪く！』とチャレンジさせていただきました」と笑顔を見せた。

　菱川さんは、松風雅也さんが演じるマルキュスが大好きだといい「最高でした！　メロメロになっていました！　最高の1話です！」と“推し”への愛を熱弁した。

　上映会では、テレビアニメが10月12日からTOKYO MXほかで放送されることも発表された。10月12日は伊藤さんの誕生日だといい、日野さんは「原作のPVから担当させていただき、アニメも引き続き参加させていただき、光栄に思っています。放送日は伊藤美来さんの誕生日ということで、ケーキを食べながら、1話を見ようじゃないですか！　ぜひこれからも『魔王2099』の世界をたっぷりと堪能していただければ！」と呼びかけた。

　同作は、紫大悟さん作、クレタさんイラストのライトノベル。2099年の新宿市を舞台に、伝説の魔王・ベルトールが再臨し、世界を支配すべく、躍動する姿を描く。