薬屋のひとりごと
第13話 外廷勤務
12月27日(金)放送分
1970年代を中心に人気を集めたロボットアニメ「超電磁マシーン ボルテスV」をフィリピンで実写化した映画「ボルテスV レガシー」のポスタービジュアルが公開された。映画「万引き家族」「ミッドサマー」、劇場版アニメ「ルックバック」のグラフィックを手がける大島依提亜さんがデザインを担当し、イラストレーターの森下直親さんが描いたポスターで、ボルテスVが必殺技の天空剣 Vの字斬りを繰り出す大迫力のビジュアルとなっている。作品ロゴもお披露目された。原作アニメのアイキャッチに使用されていたロゴに着想を得ながらCGで現代的な要素が足され、“進化”したデザインとなっている。
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ポスタービジュアルには、主人公・スティーヴらボルテス・チーム5人、プリンス・ザルドスをはじめとしたボアザン星人も描かれている。ボルテスVに合体する前のボルトマシンや基地のビッグファルコン、敵旗艦のスカールーク、その戦力であるビースト・ファイターと、メカも勢ぞろいした。イラストを囲むフレームはボルテスVのキーカラーがデザインされ、長年大切にされてきたおもちゃ箱のような擦れが、半世紀の時を経て実写化された同作の軌跡を表現している。
大島さんは「森下直親さんによる完璧なボルテス画のお力添えを得て、フィリピンから飛来した愛にあふれた巨大な“V”を受け止めてみました」とコメント。森下さんは「ボルテスVファンの方々に喜んでいただけるよう、精魂込めて描き込みました。引いて全体を眺めたり、寄って細部に目を凝らしたりしながら楽しんでください!」と話している。
「ボルテスV レガシー」は、フィリピン版映画「Voltes V Legacy」には含まれないシーンを追加し、再編集した“超電磁編集版”となる。フィリピンの制作陣が日本公開のために全編をリマスターし、CGのクオリティーをアップさせた。字幕版、吹き替え版が公開される。10月18日公開。
実写版は、フィリピンの地上波テレビ局・GMAネットワークが製作。映画と全90話のテレビシリーズが制作された。テレビシリーズは2023年に全話がフィリピンで放送された。日本のために特別編集されたテレビシリーズが、今秋にTOKYO MXで放送される。フィリピンオリジナル版90話の日本展開も予定されている。
「超電磁マシーン ボルテスV」は、1977~78年に日本で放送された伝説のロボットアニメ。主人公・健一ら剛三兄弟、峰一平、岡めぐみの5人が、合体ロボット・超電磁マシーン ボルテスVに搭乗し、地球に飛来したプリンス・ハイネル率いるボアザン星の侵略軍と戦う姿が描かれた。親子の離別、主人公を巡る衝撃的な展開、異母兄弟との対決、圧政への抵抗と革命などが描かれ、ドラマ性の高さが海外でも高く評価された。フィリピンでも話題となり、堀江美都子さんが歌ったオープニング主題歌「ボルテスVの歌」も人気を集めた。
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