4月期放送のTBS系日曜劇場「アンチヒーロー」(日曜午後9時)に出演し、注目を集めた近藤華さんが、押切蓮介さんのマンガが原作の映画「サユリ」(白石晃士監督、8月23日公開)でホラー作品に初挑戦する。物語の鍵を握る少女・住田奈緒を演じる近藤さんの姿を収めた新たな場面カットと、メーキング写真が公開された。
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近藤さんは2007年8月6日生まれ、東京都出身の16歳。「アンチヒーロー」では、冤罪で死刑囚となった志水(緒形直人さん)の娘・紗耶を熱演し、話題となった。
初のホラー作品「サユリ」は、とある家族が夢のマイホームへと引っ越した途端、次々と不可解な現象に襲われる……というストーリー。新たに公開された場面カットには、怖いのが苦手という近藤さん扮(ふん)する住田が、“何か”恐ろしいものを目撃し目を見開くシーン、恐怖に打ちひしがれたのかのように涙を流す場面を切り取った。またメーキング写真には、初共演となる主演の南出凌嘉さんと、いったん恐怖を忘れて談笑する姿も写し出されている。
メガホンをとった白石監督は、住田役の近藤さんについて「ハッとするくらい住田奈緒を感じて、それは芝居に対しての愚直なまでの真剣さであり、こなれている素ぶりが1ミリもないんですよ。絵を描いたりアーティスティックな面もあり、独自の世界観を持っていて、霊感を持っていてもおかしくないと!」と熱く語っている。
一方で、近藤さんは役作りでのこだわりついて「住田は幽霊が見えている子なので、幽霊の画像や怖い映像を見て、自分なりの幽霊をたくさんイメージしました。でも夜見ると怖いので、朝見るようにしてました(笑い)」と明かしている。また南出さんとの初共演については「絵が好きという共通の趣味があったのでたくさんお話もできました。また芸歴が先輩なので、場の和ませ方など学ぶところもたくさんありました」と笑顔で振り返った。
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