西園寺さんは家事をしない:松本若菜が明かす、“シングルファーザー”役の松村北斗 「デレデレなパパが出ている」

ドラマ「西園寺さんは家事をしない」の一場面(C)TBS
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ドラマ「西園寺さんは家事をしない」の一場面(C)TBS

 7月9日にスタートする俳優の松本若菜さんが主演を務め、人気グループ「SixTONES」の松村北斗さんも出演する火曜ドラマ「西園寺さんは家事をしない」(TBS系、火曜午後10時)。徹底して家事をしない主人公と年下の訳ありシングルファーザーとその娘の風変わりな同居生活を描くハートフルラブコメディーだ。松本さんと松村さんに、今作への意気込みや見どころを聞いた。

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 ◇“家事を極力したくない”西園寺さん 「全く理解できないわけではない」

 ドラマは、ひうらさとるさんの同名マンガ(講談社)が原作。松本さんは、仕事はバリバリやるが、家事は一切しないという38歳独身女性・西園寺一妃を演じる。マイホームを買い、創意工夫を凝らした“家事ゼロの暮らし”を実現させた西園寺さんが、なぜか年下の訳ありシングルファーザーの楠見俊直(松村さん)とその娘・ルカ(倉田瑛茉ちゃん)と「偽家族」として暮らすことに……と展開する。

 脚本を読んだ感想について、「西園寺さんが等身大の女性だったので、『わかるー!』という部分があった」と振り返った松本さん。「仕事をバリバリやりながらも私生活も充実していて。自分の好きなように家事ゼロライフを作っちゃおう!と自分の理想を形にできる年齢の女性が輝いている描かれ方だった。見ていて遠くない存在だと思った」と明かす。

 “家事を極力したくない”という気持ちは、「全く理解できないわけではない」という。「どこかでできれば早く終わらせたいとか、できれば簡単に……と思う家事もいくつかある。西園寺さんみたいにはっきりしている人、私は好きです」と話した。

 一方、「“超ドラマ的キャラクター”がキター!と思いました」と振り返ったのは松村さん。「来週の放送が気になる終わり方してる面白いストーリーが来た!と。そこがゆえにプレッシャーも感じましたけど、わくわくする本をいただけた」と喜びを語った。

 シングルファーザーという役柄については、「シングルファーザーの方も身近にいない。以前、父親役をやったときの知識や体験をあわせつつ、現場で瑛茉ちゃんと触れあうことを大事にしてみようかな」と話した。

 瑛茉ちゃんには最初から「パパ」と呼ばれているといい、「瑛茉ちゃんに対して『パパも一緒にやっていい?』と話しかけるなど、自分の中ですでに板に付いている感じがあります」と手応えを明かした。

 瑛茉ちゃんと松村さんの“親子感”は「完全にできあがっている」と明かした松本さんは、「(瑛茉ちゃんが)疲れているだろうな~と思って、声をかけようとしたら、(松村さんが)ひょいっと抱っこしてあげていて。二人が話していると近づけない(笑い)。デレデレなパパが出ているよ(笑い)」と明かした。

 ◇「わくわくする方に」と言える座長に

 今回、ゴールデンプライム(GP)帯の連続ドラマで主演を務めるのは初めてとなった松本さん。「私は気張りすぎると“ズコー”ってなっちゃうタイプで。『迷ったときはわくわくする方を』という西園寺さんのセリフがありますが、まさにそうで。みんなで一つのものを作り上げていく中で迷うことや、どれが正解なのかわからないことってあると思う。そういうときは『わくわくする方にいきましょうよ』と言えるような座長でありたい」と意気込みを語った。

 「原作にしっかりリスペクトを持ちながら、ドラマ版を作り上げていく」という気持ちでいるといい、「随所随所にすてきな言葉があって。ちょっとでも肩の荷が下りるような瞬間や、もっとこうすれば楽に生きられるなというヒントがちりばめられている作品なんじゃないかなと思います。ぜひ楽しみにしていただけたら」と呼びかけた。

 松村さんは、「いろいろなキャラクターが出てきて、一人一人が結構濃ゆく描かれているので、エンタメ性として楽しめるドラマです。それぞれのキャラクターが色々な悩みの中で生きていますので、わかるな、一緒だなというところもあると思います。みんなに楽しんでもらえるドラマになっていると思います」とアピールした。

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