FAIRY TAIL：5年ぶり新作テレビアニメ「100年クエスト」　追加キャストに麦人、梅原裕一郎、日笠陽子、鈴代紗弓

　真島ヒロさんの人気マンガ「FAIRY TAIL（フェアリーテイル）」の正統続編「FAIRY TAIL 100 YEARS QUEST」が原作のテレビアニメ「FAIRY TAIL 100年クエスト」の追加キャストが発表され、麦人さん、梅原裕一郎さん、日笠陽子さん、鈴代紗弓さんが出演することが分かった。麦人さんは、最古の魔導士ギルド・魔陣の竜（マギア・ドラゴン）の創設者にして初代マスター・エレフセリアを麦人、梅原さんは強大な力を持つ五神竜の一体・水神龍メルクフォビア、日笠さんは、メルクフォビアと行動を共にする謎の女性カラミール、鈴代さんは主人公のナツのことが大好きな妖精の尻尾（フェアリーテイル）の新メンバー・トウカをそれぞれ演じる。

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　麦人さんは「新たにスタートする『FAIRY TAIL100年クエスト』に出演できることをうれしく思います。『FAIRY TAIL』シリーズを知っている人も知らない人も、誰もが楽しめる作品ですので、ぜひご覧ください」とコメント。

　梅原さんは「そうそうたるキャスト陣に加えていただいてうれしく思います。謎が多いメルクフォビアですが、きっと魅力を感じていただけると思います。お楽しみに」と話している。

　日笠さんは「歴史ある『FAIRY TAIL』シリーズに参加できて身の引き締まる思いです。監督をはじめスタッフ・キャストの皆さんが温かく迎え入れて下さり、また、カラミールのキャラクター性やシーンごとに明確で細やかなディレクションがあり、演じるのがとても楽しいです！　メルフォビアにとってどういう存在として隣に立っているのか、そしてその逆はどうなのか。そんな言葉で表せられない関係性を感じていただければ幸いです」とコメントを寄せている。

　鈴代さんは「声優になる前から知っていて見ていた憧れの作品に携わらせていただけること、今でも信じられないほどうれしく、大変光栄に思います……！　妖精の尻尾の新メンバーでありナツにベタぼれしているトウカですが、果たしてどんな風に物語に絡んでくるのか……。原作コミックや台本を拝見した時はまさかの展開にいろいろな意味での笑みが止まりませんでした……！　お楽しみいただけるよう熱量高く頑張りますので、よろしくお願いいたします！！」と呼びかけている。

　「FAIRY TAIL」は、2006～17年に「週刊少年マガジン」（講談社）で連載。滅竜魔導士（ドラゴンスレイヤー）で火を操る主人公のナツ・ドラグニルやヒロインのルーシィ・ハートフィリアら魔導士ギルドのフェアリーテイルのメンバーが、さまざまな依頼を解決しながら成長する姿が描かれた。テレビアニメ第1シリーズが2009～13年、第2シリーズが2014～16年、ファイナルシーズンが2018～19年に放送された。

　続編「FAIRY TAIL 100 YEARS QUEST」は、真島さんがネーム（マンガの下描き）を描き、上田敦夫さんが作画を担当。講談社のウェブマンガサービス「マガポケ」で2018年7月に連載をスタートした。ナツたちが100年以上誰も成し遂げたことがないと言われる伝説級の難関依頼・100年クエストに挑む。　「FAIRY TAIL」の新作テレビアニメが放送されるのは、ファイナルシーズンが最終回を迎えた2019年以来、約5年ぶり。石平信司さんが総監督を務め、J.C.STAFFが制作する。テレビ東京系で7月から放送される

　◇キャスト（敬称略）

　ナツ・ドラグニル：柿原徹也▽ルーシィ・ハートフィリア：平野綾▽ハッピー：釘宮理恵▽グレイ・フルバスター：中村悠一▽エルザ・スカーレット：大原さやか▽ウェンディ・マーベル：佐藤聡美▽シャルル：堀江由衣▽エレフセリア：麦人▽メルクフォビア：梅原裕一郎▽カラミール：日笠陽子▽トウカ：鈴代紗弓