人気医療ミステリー小説「天久鷹央（あめくたかお）の推理カルテ」がテレビアニメ化されることが4月3日、分かった。現役医師のベストセラー作家・知念実希人さんが原作、「灼眼のシャナ」「涼宮ハルヒの憂鬱」などで知られるイラストレーター・いとうのいぢさんがイラストを手がける人気作で、シリーズ累計発行部数は300万部を突破している。シリーズ最新刊が4月5日に発売されることを記念し、テレビアニメ化が発表された。主人公・天久鷹央が描かれたティザービジュアル、特報が公開された。

あなたにオススメ

来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹”　朝ドラヒロインまで手が届くか

　同作は、ほかの医師が診療困難とした患者が集められる天医会総合病院の統括診断部を舞台に、天才医師・天久鷹央が原因不明の殺人といったさまざまな謎を解き明かしてく……というストーリー。実業之日本社から書籍が刊行されている。

　知念さんは「この度、私の代表作である『天久鷹央の推理カルテ』がアニメ化することになり、心からうれしく思っています。いとうのいぢさんが描いてくださったキャラクターたちに、アニメ制作スタッフの皆様、そして声優の皆様によって魂がふきこまれ活躍していく姿にワクワクしつつ、原作者として皆さんに楽しんでいただけるよう私も力を尽くしております。きっと素晴らしいアニメ作品になりますので、ぜひご期待ください」とコメントを寄せている。

　いとうさんはイラストを寄せ、「天久シリーズのアニメ映像化、おめでとうございます！！　“タカタカコンビ”が奔走するのを楽しみにしています」と話している。