ドラゴンボールDAIMA
第11話 デンセツ
12月23日(月)放送分
人気アニメ「機動戦士ガンダムSEED」シリーズの完全新作劇場版「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」のスタッフトーク上映会が4月2日、新宿ピカデリー(東京都新宿区)で開催され、アニメを手掛けるバンダイナムコフィルムワークスの仲寿和プロデューサーと3DCG制作デスクの藤田進夢さんが登場した。「SEED FREEDOM」のMS(モビルスーツ)や戦艦は、CGを中心に表現されている。同作を手掛けた福田己津央監督はこれまで“戦艦のこだわり”について語っており、上映会では、仲プロデューサーと藤田さんが戦艦のCG制作の秘話を明かした。
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「SEED FREEDOM」にはテレビアニメ「SEED」「SEED DESTINY」に引き続き、戦艦・アークエンジェルが登場する。アークエンジェルはテレビアニメでもCGが使われていたが、藤田さんによると「今回、劇場版用のために新規で作っているから別物です。最初、テレビアニメと同じくらいのディテールで作ったのですが、ディテールが上がっています」という。
劇場版には、世界平和監視機構コンパス所属の新造戦艦・ミレニアムも登場する。藤田さんは「ラフのモデルが上がるくらいの時に、追加の設定ができまして……。監督から『ヤリを出したい』『主砲が出るんだ』という話があったので、頑張ります!となりました」と明かした。制作期間は、アークエンジェルは「1年くらい」、ミレニアムは「1年8カ月くらい」と長い期間を掛けて、細部までこだわり抜いたという。
ファウンデーションやザフトなどの戦艦の戦艦も登場する。仲プロデューサーが「昔だったらカット数が少ないから作画でやろうとするけど、3Dと作画が混ざるのが面倒」と話すように、CGで表現しようとした。藤田さんは「艦隊戦は作画のカロリーも高いですしね。全体が2300カットくらいなのですが、その中の15カットくらしか出ないものもあるんです。(ザフトの)エターナルもカットは少ないけど、カタパルトも作っています」と語り、出番が多くない戦艦も作り込んでいるようだ。
藤田さんは「着水にも力を入れました。監督は『宇宙戦艦ヤマト』『マイティジャック』が大好きで、こだわりがありました。クオリティーを上げるために頑張りました。社内でもやりつつ、『仮面ライダー』などで有名なマリンポストさん(VFXなどを手掛ける会社)にお願いしたところもあります」とも話していた。
仲プロデューサーと藤田さんのスタッフトーク上映会の第2弾は4月9日に新宿ピカデリーで開催される。
「SEED」シリーズの「機動戦士ガンダムSEED」は2002年10月~2003年9月、続編「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」は2004年10月~2005年10月に放送された。「SEED FREEDOM」は「SEED DESTINY」の続編で、福田監督らテレビアニメのスタッフが再集結した。劇場版は、2006年に制作が発表されたものの、その後は長らく続報が途絶えていた。発表から約18年の時を経て、1月26日に公開され、興行収入が42億2000万円を突破するなどヒットしている。
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