薬屋のひとりごと
第13話 外廷勤務
12月27日(金)放送分
テレビアニメ化された「妖狐×僕SS(いぬぼくシークレットサービス)」で知られる故・藤原ここあさんのラブコメディーマンガ「かつて魔法少女と悪は敵対していた。」がテレビアニメ化されることが分かった。劇場版アニメ「海辺のエトランゼ」などの大橋明代さんが監督を務め、「ギヴン」などの綾奈ゆにこさんがシリーズ構成・脚本、「王様ランキング」などのMAYUKOさんが音楽を担当する。アニメ「妖狐×僕SS」と同じく飯塚晴子さんがキャラクターデザインを担当。「交響詩篇エウレカセブン」「僕のヒーローアカデミア」などのボンズが制作する。
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「かつて魔法少女と悪は敵対していた。」は、「ガンガンJOKER」(スクウェア・エニックス)で2013~15年に連載されたラブコメディーマンガ。世界を滅ぼそうとする悪の参謀・ミラが、世界を守るために戦う魔法少女・白夜(びゃくや)に一目ぼれしてしまう……という展開。敵対するはずの二人の“殺し愛(あ)わない”日々がコミカルに描かれた。作者の藤原さんが2015年に急逝したため絶筆となった。コミックスが第3巻まで発売されている。
大橋監督は「ここあ先生の描く楽しくておかしみのある物語の中にふと見え隠れする、胸がぎゅっとなる一瞬をしっかりつかまえて映像にできればと思っています。頼もしい制作陣と素晴らしいスタッフ、キャストの皆さまに支えていただき、大切に制作してまいりますので、『まほあく』の愛すべき面々の楽しい日々をお届けできます日まで、ここあ先生の原作を読んでお待ちいただけましたら幸いです」とコメントを寄せている。
シリーズ構成・脚本を手掛ける綾奈さんは「魔法少女と悪の参謀。本来ならば敵同士だが、白夜とミラの場合は――? 二人の関係にそわそわし、大橋明代監督の素晴らしいお仕事に、うっとりする日々です。まほあく&藤原ここあ先生のファンの方、そして、これから出会う方にも、本作ですてきな時間を過ごしていただけますように」と話している。
キャラクターデザインを担当する飯塚さんは「いぬぼくのアニメから約10年。再び藤原ここあ先生の作品に携わることになるとは思ってもみませんでした。今なお色あせない藤原先生の世界を大橋さんと綾奈さんとボンズの皆さんとで作っていきます。面白い布陣です。これだけでも楽しみだと思いませんか? ご期待いただけたらと思います!」とメッセージを送った。
音楽を担当するMAYUKOさんは「原作コミックスを読んだあと『なんて……なんてかわいい二人なんだ!』と自分の心のメガネがパリーンと割れたような気持ちになりました。劇伴音楽を作るにあたり、参謀さんのお名前『ミラ』はとても重要な要素となりました。私なりの遊び心も十分に堪能していただけたらと思います。まほあくの世界をスイートな音楽と共にどうぞお楽しみください」と語っている。
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