海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
俳優の松岡茉優さん主演の連続ドラマ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」(日本テレビ系、土曜午後10時)の第8話が9月9日に放送された。鵜久森(芦田愛菜さん)をいじめていた相楽(加藤清史郎さん)の涙の演技が話題を呼んだ。
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鵜久森(芦田愛菜さん)が死んだ日の星崎(奥平大兼さん)の動画に浜岡(青木柚さん)が映っていたことで、浜岡とつながっていた相楽(加藤清史郎さん)に疑惑の目が向く。「あいつは、俺のせいで死んだ」とせせら笑う相楽。しかし、九条(松岡さん)は東風谷(當真あみ)ら生徒たちをなだめる。
相楽の自宅を訪れた九条は、迫田(橘優輝さん)から様子がおかしくなった相楽を助けてくれと頼まれるも断ったことを明かす。その上で、相楽が今まで自分のプライドのために他人を傷つけてきたことを厳しく指摘し、変わりたいなら明日学校に来るように告げる。
翌日遅れて教室に入ってきた相楽は、鵜久森が立ち上がったことをきっかけに、次第に自分が孤立感を深めていったことを明かす。浜岡に命じて文化祭の準備を妨害したのも自分の仕業だと告白するが、鵜久森の死については何も指図していないと明かす。そして、これまでのことを生徒たちに謝罪。すると迫田や瓜生(山時聡真さん)らも土下座で謝罪する。相楽を疑っていた東風谷もまた謝罪するのだった。
そして、九条に連れられて鵜久森の自宅を訪れた相楽は、母の美雪(吉田羊さん)に謝罪する。すると美雪は相楽が鵜久森をいじめていたことを知っていると明かすも「昔一度だけ相楽くんの話が出てきたことがあるの」と話す。
相楽と同じクラスになる前、鵜久森は学校でも目立つ存在の相楽のことを「もし同じクラスになったら友達になれるかな」と美雪に話していたといい、美雪は「ずっとあなたのことをすごい同級生だって自慢してた。もしかしたらあったのかな。2人が友達になることも」と相楽に優しく語りかける。
「ちょっと鵜久森のところに行ってきてもいいですか」と遺骨の前に座った相楽。しかし祭壇には遺影が置かれていなかった。「それなら想像してください。彼女の顔を。それが向き合うということです」という九条の言葉に、相楽は鵜久森の泣いている顔か、無理に笑っている顔しか覚えていないことに気づき、自分がどれだけひどいことをしてきたか痛感。「本気で謝りたいときに……いないのは……おかしいだろ。なあ、鵜久森」とつぶやいた相楽は何度も「ごめんなさい。ごめん、鵜久森」と泣きじゃくるのだった。
相楽の慟哭(どうこく)に、SNSでは「めちゃくちゃ泣いた…」「本当に泣いた」「圧巻の演技だった」と視聴者からの声が上がっていた。
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