濱田龍臣:「龍馬伝」で脚光を浴びて13年 「らんまん」で初の朝ドラ “親目線”で見守る視聴者も

濱田龍臣さん
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濱田龍臣さん

 神木隆之介さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「らんまん」(総合、月~土曜午前8時ほか)で、万太郎(神木さん)の助手となった山元虎鉄を好演している濱田龍臣さん。NHK大河ドラマ「龍馬伝」(2010年)で坂本龍馬の子供時代を演じて脚光を浴びてから13年が経過。23歳となった濱田さんのこれまでを振り返る。

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 濱田さんは、2006年にドラマ「熟年離婚回避スペシャル2」(フジテレビ系)で子役としてデビュー。2010年には、龍馬伝だけでなく連続ドラマ「怪物くん」(日本テレビ系)で市川ヒロシを演じて人気を集めた。

 その後もコンスタントにドラマや映画への出演が続き、2017年に人気特撮ドラマ「ウルトラマン」シリーズの「ウルトラマンジード」(テレビ東京系)で主人公・朝倉リクを演じた。

 順風満帆とも思える役者人生だが、過去のインタビューで「仕事をやめようかな、と思っていたときがあった」と告白。中学生の頃はオーディションで落ち続けた日々があった。そんな中、「ウルトラマンジード」での主演が決まり「この仕事を続ける覚悟が決まった瞬間」と振り返った。

 映画やドラマだけでなく、「オオカミ少年~ハマダ歌謡祭」(TBS系)や「くりぃむクイズ ミラクル9」(テレビ朝日系)などバラエティー番組でも活躍している濱田さん。さらに、自身のX(ツイッター)では「ウマ娘 プリティーダービー」などアニメやゲームへの“愛”を語り、ファンを楽しませている。

 「らんまん」で演じている虎鉄は、少年時代を同じく元子役の寺田心さんが演じた。「初の朝ドラ出演で、主演の神木さんとも初めてご一緒させていただき、また10年前の虎鉄を寺田心くんが演じてくれていたり、久しぶりの土佐弁の役だったりと、とてもうれしいことが重なっている現場でした」と語った。

 8月31日放送の第109回で濱田さんが登場すると、「虎鉄くんも中の人も大きくなって……」「神木くんも天才子役出身なので、なんだか成長がうれしい!」と、どこか“親目線”で見守っている視聴者も見受けられた。

 愛嬌(あいきょう)もあり、オタク気質な一面も持ち合わせ、ファンはもちろん、「らんまん」の視聴者からも愛されている濱田さん。物語は残すところ3週間となり、今後、虎鉄は成長した万太郎の娘・千歳(遠藤さくらさん)と結婚することになる。万太郎の助手として、千歳の夫として、どのような演技を見せてくれるのか楽しみだ。

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