薬屋のひとりごと
第13話 外廷勤務
12月27日(金)放送分
故・水木しげるさんのマンガが原作のテレビアニメ「ゲゲゲの鬼太郎」第6期の劇場版「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」のメインキャラクターを演じる14人の豪華声優陣が発表され、関俊彦さんが“かつての目玉おやじ”、木内秀信さんが水木をそれぞれ演じることが分かった。
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白鳥哲さんが龍賀一族の当主・龍賀時貞、飛田展男さんが長男の時磨、中井和哉さんが次男の孝三、沢海陽子さんが長女の乙米、皆口裕子さんが次女の丙江、釘宮理恵さんが三女の長田庚子、山路和弘さんが乙米の夫・克典、種崎敦美さんが乙米と克典の娘・沙代、石田彰さんが庚子の夫で哭倉村の村長・長田幻治、小林由美子さんが庚子と幻治の息子・時弥を演じる。鬼太郎の謎を追う記者・山田役の松風雅也さん、ねこ娘役の庄司宇芽香さんも出演する。
関さんは「『♪ゲッゲッ、ゲゲゲのゲ~』『♪カランコロンカランカランコロン』で始まる、子供の頃に見た絶対に忘れられないアニメ作品の一つ『ゲゲゲの鬼太郎』。私が見ていたのは、白黒のアニメだった第1シリーズと、カラーになってからの第2シリーズでした。野沢雅子さん・田の中勇さん・大塚周夫さんという魅力的な役者さんたちの声が実に印象深く耳と目に残っています。時は流れて、第6シリーズ。沢城みゆきさん、野沢雅子さん、古川登志夫さんという、これまた豪華なキャスト陣の方たちと、まさか、鬼太郎の父で参加することができるとは! この仕事をやっていて良かったと、心から思える瞬間でした」と喜んでいる。
木内さんは「子供の頃から慣れ親しんだ『ゲゲゲの鬼太郎』。時代を超えて幅広い世代に愛され続けるこの作品に参加させていただけること、大変光栄に思っております。また、水木しげる先生生誕100周年の記念に制作される映画だと知り、そのような大きな節目の作品に、しかも“水木”という大役を演じさせていただくことに背筋が伸びる思いです」とコメントを寄せている。
予告編、最終版ポスターも公開された。予告編は、座り込む鬼太郎の警告から始まり、舞台は昭和31年、哭倉村(なぐらむら)となることが明かされる。鬼太郎の父は、行方不明になった妻を探して哭倉村にやってくる。水木は血液銀行に勤めるサラリーマンで、日本の政財界を裏で操る龍賀一族が経営する龍賀製薬を担当していた。当主の死去に伴い、密命を背負って村に向かうことになった水木は、鬼太郎の父であるかつての目玉おやじと出会う。めったによそ者の出入りがない村で、人々から向けられる冷ややかな視線に不安を感じ始めたころ、一族の中で殺人事件が起きる。禍々しい鳥居、謎の薬瓶、白い顔に黒い歯の男、不気味な老人、妖怪たちなどが映し出され、最後に「初めて明かされる、鬼太郎の父たちの物語」というキャッチコピーも流れる。
最終版ポスターは荒れ果てた家屋の前でたたずむ鬼太郎、現代の目玉おやじが描かれ、背後のガラス窓には、かつての目玉おやじと水木が映り込んだビジュアルとなっている。
「ゲゲゲの鬼太郎」は、主人公の鬼太郎が、ねずみ男、砂かけばばあら個性的な仲間の妖怪たちとさまざまな事件に立ち向かうマンガ。1968~69年にテレビアニメ第1期が放送され、以後半世紀以上にわたって愛され続けている。第6期は2007~09年に放送された第5期以来、約9年ぶりの新作で、フジテレビほかで2018年4月~2020年3月に放送された。ブラック企業、SNS依存、移民問題などが描かれたことが話題になったほか、モデル体形の美女となったねこ娘も人気を集めた。
「ゲゲゲの鬼太郎」の劇場版が公開されるのは、テレビアニメ第5期の劇場版として2008年12月に公開された「劇場版 ゲゲゲの鬼太郎 日本爆裂!!」以来、約15年ぶりで、水木さんの生誕100周年を記念して公開されることになった。鬼太郎の誕生、目玉おやじの隠された謎に迫る内容になるという。
「デジモンユニバース アプリモンスターズ」や「ゲゲゲの鬼太郎」第5期の劇場版「劇場版 ゲゲゲの鬼太郎 日本爆裂!!」などを手がけた古賀豪さんが監督を務め、「マクロスF」「ワールドトリガー」などの吉野弘幸さんが脚本、「シン・エヴァンゲリオン劇場版」で副監督を務めた谷田部さんがキャラクターデザインを担当する。
第6期の鬼太郎役の沢城みゆきさん、目玉おやじ役の野沢雅子さん、ねずみ男役の古川登志夫さんが声優として出演する。11月17日に公開される。
お話しをいただいてキャラクターイラストを拝見した時に驚きました。「なんて、おじいちゃんだ!?」と同時に、時貞が持つ哀愁というか、時代を憂う心に共鳴していきました。時貞は今の日本を見て何と思うだろうか? 鬼太郎が誕生する謎がこの作品で明らかになるという、重要かつ、意義深い作品に関わることができて大変光栄です。楽しみです。
「鬼太郎」は大好きな、気になる作品です。今回は劇場版、しかも鬼太郎の誕生に関わる物語。さてどんな妖怪役かと思いましたら人間の役……。いや待て待て、水木先生の作品には妖怪よりも業の深い“人”のお話がたくさんあるじゃないかと思い至り、台本を読んでみましたら……果たしてズバリでありました。映像だけでも十分怖いです。これにせりふや音楽、効果音が加わったらどうなりますか。期待値上がりっぱなしであります。早く映画館で見たいと、一ファンとして楽しみでしょうがないのであります。
私の青春時代には、山奥の村で起こるおどろおどろしい事件を題材にした映画がよくありました。色濃く残る戦争の影。隠されてきた因習。画面から醸し出されるムードがなんとも恐ろしかった覚えがあります。それを令和の世にゲゲゲの物語として味わえるとは、なんというぜいたく。孝三は、そういった映画に欠かせない奇妙さと悲しさを持った人物です。昭和の映画人になった気分で楽しませていただきました。
私がテレビアニメ「ゲゲゲの鬼太郎」に最初にお声がけいただいたのは、まだ新人の頃でした。今回は劇場版。何の前ぶれもなく突然オファーをいただき、うれしいやらビックリするやら。さらに台本を読んでガッツポーズ。私の大好物な世界観ではありませんか! まるで6期の「ゲゲゲの鬼太郎」エピソード0とも言えるこの作品は、今まで鬼太郎を見た事がない人でも楽しめる大人な作品です。きれいごとでは語れない「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」必見です。
今回、水木先生の御生誕100周年記念作品に参加させていただけたこと、とてもうれしく思っています。キャストを知らないままわくわくしながら台本を読み進め、収録時の答え合わせに心躍りました。子供の頃、怖くて仕方ないのに引き込まれてしまった、昭和の邦画ミステリーの趣きを感じたこの映画。全ての鬼太郎ファンのみなさまと同じく、私も公開が待ち遠しいです。どうぞ、楽しんでいただけますように。
庚子役を担当させていただきました釘宮理恵です。夢中になって台本を読み込んでしまうくらい、濃密な世界が丁寧に描かれていて、思わず一気読みしてしまいました。参加できてうれしいです! 劇場公開を楽しみに待っていてくださいね。どうぞよろしくお願いいたします!
もう30年ほど前、境港の街角のアチコチにある妖怪達のオブジェを初めて見た。ワクワクした。水木先生の作品は昔から好きで、周りからは「お前はマニアックだ」と言われていたのだが、この「ゲゲゲの鬼太郎」だけは誰もが知っていた。あの頃まさか鬼太郎に関われるとは思ってもみなかった。しかもこの、第6期のエピソード0に! 恥ずかしながらスゲェうれしかった。そして、もう一つ恥ずかしながら、かなうことならぜひ次回、妖怪を、わ、た、し、に……。
「ゲゲゲの鬼太郎」のアニメは子供の頃、自分も周りの子も当たり前のように見ていました。あの歌も、みんな当たり前に歌えました。そんな子供が大人になって声優になって、今回出演させていただく映画のタイトルが「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」ですから……ワクワクせずにはいられませんでした! しっかり不気味です。ゲゲゲの謎、劇場でぜひご堪能いただけたらと思います。どうぞよろしくお願いいたします……!
本作は鬼太郎誕生の前日譚であり、鬼太郎の親である目玉おやじの人物像の一端を垣間見ることができる物語です。まさかこういう構成の話だとは思わなかったので驚きましたが、子供の頃鬼太郎の活躍を見て育った人が親の世代になり、同じ親としての目玉おやじに興味を向ける視野の広さを持ったという人に向けた話だと納得しました。そういう大人の人にとっては、私の演じる長田という男は言葉少なですが、言葉にしない彼の思いも画面から読み取れるのではないかと思います。原作者である水木しげる先生の戦争体験を、著作やドラマで知っている人には、それが登場人物にオーバーラップして見えて、より味わえるということもあるでしょう。
この度、時弥役をやらせていただきます小林由美子です。子供の頃、妖怪や物の怪などにめちゃくちゃ興味深々だった私は当時から「ゲゲゲの鬼太郎」のアニメやコミックはもはやバイブルでした。今回そんな鬼太郎を生み出した水木しげる先生の生誕100周年を記念した、しかも鬼太郎の父がいかにして目玉おやじになったのか、いわば「ゲゲゲの鬼太郎 第6期のエピソード0」の作品に参加できたこと、本当に本当にうれしいです!! 昭和30年代を舞台に繰り広げられる切なくも最後は心にしみ込む恐ろしくも感動の物語、ぜひ、劇場にてご覧ください……!!
◇ねこ娘役の庄司宇芽香さんのコメント
こうしてコメントさせていただいているということは……そうです! なんとか映画出演にこぎつけたねこ娘です(笑い)。さぁ……いよいよですね。我らが第6期チームが鬼太郎を継ぎ、紡いだものがたり。しっかりと皆さまに届くと思います。ぜひ楽しみにお待ちください。
水木作品の名脇役と言われている山田役をやらせていただき大変光栄です。私が小学生の頃に「墓場鬼太郎」のマンガを読み、鬼太郎誕生シーンは今でもプチトラウマになっている部分がありました。まさか第6期の鬼太郎の誕生に関する物語が劇場で見られるとは思っていなかったのでとても運命を感じ今から楽しみにしています。
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