ONE PIECE:ハリウッド実写版は「最後の調整中」「出航の日は近い」 ルフィ誕生日に尾田栄一郎が直筆メッセージ

「ONE PIECE」の作者・尾田栄一郎の直筆メッセージ(c)尾田栄一郎/集英社
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「ONE PIECE」の作者・尾田栄一郎の直筆メッセージ(c)尾田栄一郎/集英社

 尾田栄一郎さんの人気マンガ「ONE PIECE(ワンピース)」の主人公モンキー・D・ルフィの誕生日である5月5日に、尾田さんが直筆のメッセージを寄せた。尾田さんは、2023年にNetflixで全世界独占配信されるハリウッド実写ドラマシリーズ「ONE PIECE」について「各国全製作陣、全キャストが作品への愛に満ちてます!! 燃えてます! でも、力みすぎず、楽しい作品に!! 全8話、今、最後の調整中。出航の日は近いです!!」とつづった。

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 実写ドラマは、尾田さんがエグゼクティブプロデューサーとして参加し、ドラマ「カウボーイビバップ」「スノーピアサー」などを手がけるハリウッドのトゥモロースタジオが制作する。「エージェント・オブ・シールド」やNetflixのマーベルドラマシリーズを手がけたマット・オーウェンズさん、「LOST」などのスティーブン・マエダさんが脚本を担当。

 俳優のイニャキ・ゴドイさんがルフィ、新田真剣佑さんがゾロを演じるほか、エミリー・ラッドさんがナミ役、ジェイコブ・ロメロ・ギブソンさんがウソップ役、タズ・スカイラーさんがサンジ役で出演する。

 尾田さんは「トゥモロースタジオ、Netflixチームとはもう長い付き合い。それぞれのキャラクターも理解しつつも、育った文化も違い、エンタメについてのポリシーもスキルもベクトルも違い目指す場所は同じなのになぜ噛み合わない!ってお互いもどかしく、もう海外製作ムリでは!?ってとこまでもいきました」とコメント。

 「皆さんにとっては急な話かもしれないけどずーーっと動いてました。各社足並みもそろって、やっとここまできました!! 僕の寿命を計算してもONE PIECEが世界に向けて大きく踏み出せるチャンスはこれが最後だと思います。やるからには自分の現役中に監修したい!という思いで2016 年に着工しましたONE PIECE実写版号! 恐ろしい額の製作費も投入してもらってます。2023年の公開と発表されたけど、僕が納得できなかったら公開を延期すると約束してくれてます」とメッセージを寄せた。

 「ONE PIECE」は、手足などがゴムのように伸びる麦わら帽子のルフィが、海賊王を目指して仲間と共に大海原を冒険する姿を描くマンガ。1997年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載が始まり、2021年1月には1000話に到達。2022年7月で連載25周年を迎え、全世界のコミックスの累計発行部数は5億1000万部以上を誇る。テレビアニメが1999年10月から放送されている。

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