らんまん:「予告あり、なし」の意図は? 「芝居をカットできない」 今後も「柔軟な運用を」

NHK連続テレビ小説「らんまん」で槙野万太郎を演じている神木隆之介さん(C)NHK
1 / 5
NHK連続テレビ小説「らんまん」で槙野万太郎を演じている神木隆之介さん(C)NHK

 神木隆之介さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「らんまん」(総合、月~土曜午前8時ほか)。5月5日に放送された第25回の本編後には「これからのらんまん」と題し、東京編で描かれる物語の一部が公開された。第1週(4月3~7日)以来の、金曜放送に併せての予告公開となったが、「予告あり、なし」の意図は何なのか。制作統括の松川博敬さんに聞いた。

あなたにオススメ

 2022年前期の朝ドラ「ちむどんどん」、同年後期の「舞いあがれ!」は、金曜放送後に予告映像が公開されていた。一方の「らんまん」では、予告がない週が続き、NHKの朝の情報番組「あさイチ」(総合)の“朝ドラ受け”でも「予告なし」が話題に上がっていた。

 松川さんは「1週目の編集前に、予告は週によってあったりなかったりで行こうという方針になりました。金曜日の15分を見て、予告があった方が面白いと思ったら入れる。本編だけの方が面白かったら入れない、と。キャストの皆さんのお芝居が本当にいいので、それをカットすることはできず、予告を“入れられない”という事情もあります」と明かす。

 5週目に予告を入れた理由は「僕自身が東京編の予告を見たいと思った」といい、「お芝居を切ることもできず、25回はタイトルバックをなくして、エンドロールにする形にしました。今後も柔軟な運用をさせてもらい、余すことなく、本編もお届けできたらと思います」と話した。

写真を見る全 5 枚

テレビ 最新記事