MIXシーズン2:春夏の母・月影渚先生登場 「ラブコメは一番難しい」とメタ発言?

「MIX MEISEI STORY ~二度目の夏、空の向こうへ~」の第2話「おれに構うな」の一場面(C)あだち充/MIX MEISEI STORY 製作委員会2023
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「MIX MEISEI STORY ~二度目の夏、空の向こうへ~」の第2話「おれに構うな」の一場面(C)あだち充/MIX MEISEI STORY 製作委員会2023

 あだち充さんの野球マンガ「タッチ」の約30年後を舞台にした続編的マンガ「MIX」が原作のテレビアニメ「MIX MEISEI STORY」のシーズン2「MIX MEISEI STORY ~二度目の夏、空の向こうへ~」(読売テレビ・日本テレビ系、土曜午後5時半)の第2話「おれに構うな」が、4月8日に放送された。第2話では、立花家を訪れた小説家の月影渚が、「ラブコメ」について語るシーンが描かれ、SNSなどでは、「それはあだち充先生の意見では?」「作品に本音を描くのはあだち充作品あるある」といった声があがった。

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 月影渚は、明青学園高等部野球部の大山吾郎監督の妻で、大山春夏の母。人気作家のようで、立花音美も「(月影先生の)『チームゲッサン』シリーズ、読みました。面白かったです」と話している。月影先生は野球を題材にした短編を執筆することになり、立花兄弟をネタにするために立花家を訪れた。

 音美に「一番難しいジャンルは?」と聞かれた月影先生は「ラブコメかな」と回答。「あれは一見誰にでも書けそうで、実は奥が深いのよね。ラブコメだけで何十年も生き残っている作家さんは奇跡だし、本当にすごいと思うわ。心から尊敬よ」といい、「それで少しぐらい話が似ているからといってマンネリだとか、どれもキャラが同じだとか、ケチをつけるのは大間違いです」と発言。SNSでは、「あだち充先生の自虐ネタ?」「メタ発言楽しい」などのコメントがあがった。

 「タッチ」は1981~86年に「週刊少年サンデー」(小学館)で連載された人気マンガ。テレビアニメのほか劇場版アニメ、実写ドラマにもなった。「MIX」は、あだちさんが2012年5月に「ゲッサン」(同)で連載をスタート。「タッチ」の上杉達也たちが甲子園で優勝した約30年後を舞台に、血のつながっていない立花兄弟が明青学園に入り、甲子園出場を目指す姿を描いている。テレビアニメのシーズン1が2019年4~9月に放送された。

 シーズン2は、明青学園野球部で甲子園を目指す立花投馬、立花走一郎兄弟が高校2年生となり、2年目の夏に向けて動き出す。

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