金の国 水の国:本編映像「秘密の計画編」公開 賀来賢人&神谷浩史の繊細な掛け合い 渡邉こと乃監督も絶賛

劇場版アニメ「金の国 水の国」の一場面(C)岩本ナオ/小学館(C)2023「金の国 水の国」製作委員会
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劇場版アニメ「金の国 水の国」の一場面(C)岩本ナオ/小学館(C)2023「金の国 水の国」製作委員会

 岩本ナオさんの人気マンガが原作の劇場版アニメ「金の国 水の国」(渡邉こと乃監督)の本編映像「秘密の計画編」が、YouTubeで公開された。賀来賢人さんが演じる主人公・ナランバヤル、神谷浩史さんが演じるサラディーンが、金の国の居酒屋で壮大な計画を密談するシーンが描かれ、賀来さん、神谷さんの繊細な演技、掛け合いが見どころの一つになっている。

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 同作は、敵対する二つの国で、金の国の姫・サーラと水の国の青年・ナランバヤルが偶然出会い、国の未来のために夫婦役を演じているうちに恋に落ちる……というストーリー。
公開された映像「秘密の計画編」は、金の国の左大臣・サラディーンが、ナランバヤルに金の国の現状を話すシーンから始まり、サラディーンは、深刻な水不足に陥っている金の国が、豊かな自然と水に恵まれた水の国に攻め入ろうとしていることを伝える。ナランバヤルは、水の国から金の国へ水路を引くという大胆な提案を持ちかける。

 渡邉監督は、神谷さんの演技について「サラディーンは背負っているものが重く、表面に出ているものはひょうひょうとしていて、はじめは諦めた心が顕著なキャラクターなので、神谷さんにお願いしてよかったなと思っています」とコメント。原作者の岩本さんも「サラディーンの最初のころのフワフワしたところから大きな勝負に出るところまでの、自信の移り変わりの細かい演技が、神谷さんは素晴らしかったと思います」と絶賛している。

 賀来さんの演技について、渡邉監督は「賀来さんは、神谷さんと一緒にアフレコをされた時にいろいろと吸収されて、もう一段階演技がうまくなっていたと思います」と話している。

 「金の国 水の国」は、ガイドブック「このマンガがすごい!2017」(宝島社)のオンナ編で1位に選ばれた岩本さんのファンタジーマンガ。2014年に「月刊flowers」(小学館)に読み切りが掲載され、2016年にコミックスが発売された。アニメは、「BTOOOM!」などの渡邉さんが監督を務め、「プリティーリズム・レインボーライブ」「HUGっと!プリキュア」などの坪田文さんが脚本を担当する。「サマーウォーズ」などのマッドハウスが制作する。1月27日に公開。

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