福原遥さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「舞いあがれ!」(総合、月~土曜午前8時ほか)第62回が12月27日に放送され、経営不振のIWAKURAが人員削減に踏み切り、パートの3人が会社を去る姿が描かれたが、3人のうちの1人が口にした言葉が「名言だ」と話題になっている。
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同回では、人員整理を拒み続けていた浩太(高橋克典さん)だったが、経理の古川(中村靖日さん)の説得もあり、商品梱包(こんぽう)の西口(マエダユミさん)、日高(林英世さん)、入江(那々實あぐりさん)の3人に会社を去ってもらうことを決断する。
3人の仕事は舞(福原さん)が継ぐことになり、西口たちは舞に自分たちの仕事を実践させる。すると西口は、舞が梱包したネジの中に、小さな傷があるものを見つけ「これを見逃せへんことが、IWAKURAの品質を守ってるんや。こないなお嬢ちゃんにうちらの後釜が務まるんねやろうか?」と仕事の難しさを伝えた。
そして、会社を去る日、西口は「お嬢ちゃん、これだけは覚えとき。商品梱包の仕事は最後のとりでや。私らが、不良品一個、ほこり一個でも見逃したらそのままお客さんのところへ届いてしまう。ここのネジはええネジなんや。職人さんらが心込めて作ってな。そのネジをたった一個の不良品のせいで台無しにはでけへん。そう思ってこれまで気張って働いてきたんや」と熱い思いを伝える。
続けて「社長、頼むで。この工場、潰さんといてな」と告げ、浩太は「はい。必ず立て直します。そのときはまた、お願いします」と頭を下げた。
SNSでは「『商品梱包の仕事は最後のとりで』名言ぞろいの『舞いあがれ!』の中でも一番刺さった」「最後のとりで…このドラマ、必ずを名言がある」「【本日の名言】商品梱包の仕事は最後のとりで」などと視聴者は反応。「とんでもないほど誇り高く仕事に取り組んでいたことが分かり号泣」「世の中、パートのおばちゃんで回ってるんやで」といった声も上がった。
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