相棒season21:キャラ変の内村刑事部長 正義感あふれる発言に視聴者「今夜もキレイ」 板挟みの中園参事官に同情の声も

連続ドラマ「相棒season21」第7話の一場面=テレビ朝日提供
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連続ドラマ「相棒season21」第7話の一場面=テレビ朝日提供

 人気刑事ドラマ「相棒season21」(テレビ朝日系、水曜午後9時)の第7話「砂の記憶」が11月30日に放送され、人格が変わった刑事部長・内村完爾(片桐竜次さん)に、視聴者から「内村刑事部長が今夜もキレイ」「内村刑事部長、毎度のごとく正義感が有り余ってる」といった声が次々と上がった。

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 暴力団絡みの事件での臨死体験をきっかけに、正義感あふれる性格にひょう変した内村。同話でも“キャラ変”ぶりを発揮した。

 刑事部参事官の中園照生(小野了さん)が「先月から予約してやっと……」と人気の羊羹(ようかん)を差し入れると、内村は「いらん。甘いものは控えるよう、保健師から助言を受けたばかりだ」とピシャリ。

 中園が「でも、一口くらいなら問題ないのでは?」というと、「バカものっ! 我々警察官が節制し、心身ともに健康であってこそ、警察力の強化が図れるんだ」と叱責した。中園は「申し訳ありません」と謝りつつ、内村に背を向けると「“真人間”過ぎて、タチが悪い……」とつぶやいた。

 その後、「品川中央署」署長の息子が通り魔事件を起こして捕まるという警察のスキャンダルが発生した際には、中園が「父親が警察署長であることは、マスコミには伏せておくべきかと」と進言。これに対して、内村は「そうはいかん。あの男は前にも、親の力で交通違反をもみ消したことがあるそうだ。この際、不正は全て明らかにしてやる」と息巻く。

 警視庁副総監の衣笠藤治(杉本哲太さん)に忖度(そんたく)する中園が「いやしかし、『事を大きくするな』というのが、副総監のご意向でして……」と異を唱えると、内村は「そんなことは知らん」と無視した。

 SNSでは「昔の内村刑事部長なら、罪を明らかにするなんて言わなかっただろうな」「改めて良い人になった内村刑事部長って刑事ドラマじゃいそうでいないキャラだよな……」「キレイな内村刑事部長はこのままで行くのかな」といった声が続出。

 また中園に「内村刑事部長、生真面目過ぎて以前より扱いが厄介に。中園さんも苦労するね」「部長がまともになってから副総監との板挟みになることが増えたであろう心労を思う」と同情する声も上がっていた。

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