TAAF2023:きはらようすけ描き下ろしビジュアル 猫の風神と雷神が大空に

「東京アニメアワードフェスティバル2023」のメインビジュアル
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「東京アニメアワードフェスティバル2023」のメインビジュアル

 国際アニメーション映画祭「東京アニメアワードフェスティバル2023(TAAF2023)」(同実行委員会・日本動画協会主催)のメインビジュアルが11月22日、公開された。子供向け番組「ポンキッキーズ」の「ゴー!ゴー!コニーちゃん!」などで知られるアニメーション作家・きはらようすけさんの描き下ろしで、猫の姿の風神、雷神が大空をかける様子が描かれている。

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 きはらさんは「コロナによって海外との行き来が制限されると、曖昧だった世界との境界線がはっきり意識されるようになり、僕自身自然と国内に目が向くようになりました。日本っていい国だな~……美術も音楽も建物も食べ物も! すてきなものいっぱいあるじゃん! ……なんて、ここ何年かは、日本を再発見するいい機会だったような気がします。そんな『マイブーム日本』真っただ中の僕が、今回ポスター制作のお話をいただきました」とコメント。

 ビジュアルについて「まずは日本というイメージを中心においた上で、映画祭を開催できる喜びをポップに表現したい!というのがコンセプト! メインのモチーフはおなじみ俵屋宗達の風神雷神にしました。猫キャラにすることで可愛さアップ。猫の風神は突風でコロナの暗雲を吹き飛ばし、その風にのって海外から仲間たちが続々とやって来ます。猫の雷神はそのエレクトリックパワーで池袋の街に六つのスクリーンを出現させ、さまざまな作品を上映します……」と説明し、「コロナ禍を乗り越えて開催される今回の映画祭……ここに描かれた猫たちのように春の日に集って、アニメを通して感動と喜びを分かち合いましょう!」とメッセージを送った。

 TAAFは、アニメ文化と産業の振興や新たな人材の発掘、育成を目的に2014年から開催されている。プロ、アマ問わず世界のアニメを対象にした「コンペティション部門」、日本国内で発表されたアニメを対象とした「アニメ オブ ザ イヤー部門」などを選定する。今年は東京・池袋で2023年3月10~13日に開催。

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