舞いあがれ!:古本屋の主人役で又吉直樹が登場 「本が泣いてる」に「きょうイチのせりふ」の声

NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」で八木巌を演じている又吉直樹さん(C)NHK
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NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」で八木巌を演じている又吉直樹さん(C)NHK

 福原遥さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「舞いあがれ!」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第12回が10月18日に放送された。同回では、お笑いコンビ「ピース」の又吉直樹さん演じる八木巌が初登場し、視聴者から「又吉先生にぴったりの役だと思う」「又吉さん適役すぎて笑う」といったコメントが寄せられている。

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 八木は古本屋「デラシネ」の主人。本好きの貴司(齋藤絢永さん)や舞(浅田芭路ちゃん)たちに、奥にある茶の間を提供する自由人。自分の詩を自費出版しており、その詩を読んだ貴司に多大な影響を与えるという役どころだ。

 八木は、本を開いて置いていた客に「本が泣いてる。痛いって泣いてる」と注意。客は「買うし。別にええやろ」と突っぱねるが、八木は「売らへん」と言い、客は怒って出て行く。

 そんな中、舞と貴司が店を訪れ、模型飛行機の作り方が分かる本を探す。貴司は、ある一冊の詩集に引き込まれ、八木は「おっちゃんが書いた詩集や」と笑みをこぼす。自費出版のため売りに出しておらず、八木は「ゆっくり読むか?」と茶の間に貴司を案内した。

 SNSでは「古書店の店主、似合いすぎる」「『本が泣いてる』きょうイチのせりふでした」「『本が泣いてる』『売らへん』これだけで店主の人格100%表現。素晴らしい」という感想が集まった。

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