英雄たちの選択:三代目鎌倉殿・源実朝のしたたかな政治戦略 暗殺の真相は?

10月5日放送の「英雄たちの選択」の一場面 源実朝の木像 甲斐善光寺
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10月5日放送の「英雄たちの選択」の一場面 源実朝の木像 甲斐善光寺

 歴史を大きく変える決断をした英雄たちにスポットを当てるNHK・BSプレミアムの番組「英雄たちの選択」(水曜午後8時)。10月5日は「鎌倉殿暗殺! 源実朝 禁断の政治構想」と題して放送する。実朝暗殺の真相に、新たな角度から迫る。

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 血まみれの権力闘争の中で三代目「鎌倉殿」となった実朝。北条氏に実権を奪われ、和歌に逃避した柔弱な人物という見方がこれまで強かったが、近年の研究では全く違う実像が浮かび上がってきたという。

 和歌で都の後鳥羽上皇と信頼関係を築き、朝廷の権威で御家人たちを統制。幕府の武力によって朝廷を支えることで平和な世を築こうとしていたという。

 一方、後継者選びは難題だった。父・頼朝の血筋にこだわるか、朝廷との融合を進めるか、その選択が結局は、実朝自身を死に追いやることになった。

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