米サンディエゴで開催されたイベント「コミコン・インターナショナル:サンディエゴ」で7月22日(現地時間)、 鳥山明さんのマンガが原作の人気アニメ「ドラゴンボール」の21作目となる劇場版アニメ「ドラゴンボール超(スーパー) スーパーヒーロー」のパネルディスカッションが実施され、ピッコロ役の声優の古川登志夫さんが登場した。約6000人のファンが集まり、古川さんは「サンディエゴに来るのは2度目です。サンディエゴコミコンに来るのは初めてです。北米で1、2を争うコンベンションだとは聞いておりましたが、とにかくものすごいお客様の数で驚いています。本日はピッコロの魅力をたくさんお伝えできればと、今、大変興奮しております!」と喜んだ。
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同作は、ピッコロと孫悟飯の活躍が描かれていることも話題になっており、「本作のお話でピッコロと悟飯がメインであると聞いた時には、今までここまでフィーチャーされるお話はあったかなと思いとてもうれしかったです。今回のサンディエゴコミコンの経験は筆舌に尽くしがたい、驚きの連続でした。日本のサブカルコンテンツの雄ですね。世界中で本当に人気のコンテンツであることを改めて実感しました。まだご覧になっていない方に一人でも多くご覧いただきたいです。魔貫光殺砲!」と語った。
パネルディスカッションには、東映アニメーションの林田師博プロデューサー、英語吹き替え版のピッコロ役のクリス・サバットさんも登場。孫悟空、悟飯、悟天を演じる声優の野沢雅子さんのビデオメッセージが紹介されたほか、劇場版の冒頭20分が公開された。
「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」は、2018年12月公開の第20作「ドラゴンボール超 ブロリー」以来となる劇場版。原作者の鳥山さんが脚本、キャラクターデザインを担当した。前作「ドラゴンボール超 ブロリー」で3Dパートを手がけた児玉徹郎さんが監督を務める。かつて、孫悟空によって壊滅した悪の組織のレッドリボン軍の意志を継いだ者たちが、新たに最強の人造人間・ガンマ1号、2号を生みだし、ピッコロ、孫悟飯らを襲う……という展開。6月11日に公開され、興行収入が23億円、観客動員数が170万人を突破するなどヒットしている。米国で8月19日に公開される。
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