Sexy Zone佐藤勝利:展開を“知らされない”新鮮さ 病院が舞台の“密室サスペンス”挑戦 「赤いナースコール」で主演

連続ドラマ「赤いナースコール」で主演を務めるSexy Zoneの佐藤勝利さん(C)「赤いナースコール」製作委員会
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連続ドラマ「赤いナースコール」で主演を務めるSexy Zoneの佐藤勝利さん(C)「赤いナースコール」製作委員会

 7月11日からテレビ東京で放送される連続ドラマ「赤いナースコール」(テレビ東京系、月曜午後11時6分)。本作で主演を務めるのが、人気グループ「Sexy Zone」の佐藤勝利さんだ。放送作家・作詞家の秋元康さんが企画・原作を担当するオリジナル作品で、奇妙な病院を舞台に、さまざまなトラブルに巻き込まれていく主人公を描く、ミステリー&サスペンス。「あえて(先の)内容が伏せられている」ことで、新鮮味を感じているという佐藤さんに、ドラマについて聞いた。

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 ◇どんなドラマか「まだ僕も分かっていない」 初めて味わう新鮮さ

 「赤いナースコール」は、さまざまな人間ドラマと恐怖を伴う“史上最恐ミステリー&ノンストップラブサスペンス”で、「5分に1回の恐怖」がテーマとなっている。佐藤さんが演じるのは脚本家・春野翔太朗。恋人・三森アリサ(福本莉子さん)とのドライブ中に事故に遭い、運び込まれた病院で不可思議な出来事に出くわしていく。

 台本を読んだ佐藤さんは、「病院、病室というある意味密室のような舞台で、すごく奇妙な事件が起こっていくのですが、ホラーではなくミステリー、サスペンスなので、生きている人の怖さが強いのかなと思いました」と印象を語る。撮影に向けては、「おびえる芝居が多いので、鏡を見て『ここまでおびえると逆に怖くないな』とか、チェックしています。恥ずかしいんですけど……(笑い)」と明かした。

 一方で、「実はまだ、僕もあまり分かっていない部分が多くて。というのも、僕が展開を知らずにやった方が、という意図で、あえて(先の)内容が伏せられているんです」と話す。「そういうのは初めてなので新鮮です。きっといろいろなことが起こっていくと思うのですが、視聴者の皆さんと一緒で、僕もどんなドラマになるのかとても楽しみにしています」と期待を寄せた。

 ◇「エリートとして映らないように」 役の見え方にこだわり

 演じる翔太朗については、「何事にも全力で、特に彼女のアリサのことはすごく大好き。いろいろなことに対して正義感があり、目の前のことに必死になるキャラクターかなと思います」と分析する。

 また、脚本家という役の見え方にもこだわり、「衣装合わせのときに、最初はかっこいい感じというか、人気のある脚本家に見えそうな印象でしたが、監督さんやスタッフさんと話してエリートとして映らないほうがいいと思ったので、少し提案させてもらいました」と裏側を告白。

 「ちょっと才能が欠けていそうな要素を出したかったので、服のセンスも少し欠けている感じになっていると思います」と教えてくれた。

 ◇豪華キャストとの共演に期待 座長として「物おじせず、楽しく」

 共演には、福本さん以外に鹿賀丈史さん、浅田美代子さん、板尾創路さん、池田鉄洋さんらがそろった。翔太朗が入院する榎木田病院の院長・榎木田誠を鹿賀さん、新人看護師・西垣小百合を浅田さん、医師・石原祐二を板尾さんが演じ、翔太朗の事故について調べる古岡警察署刑事第1課・工藤文世を池田さんが務める。

 佐藤さんは「共演者の皆さんがすごく豪華で個性的。そんな皆さんとお仕事できるのがとても楽しみですし、いろんなことを学べる場所になると感じています」と胸を膨らませる。

 「大先輩の方もいらっしゃいますが、物おじせず、楽しく、いろいろなことを試せるような空気感を大事にして、その場で生み出せるものがたくさん出てくる現場になったらいいなと思います」と、座長としての姿勢をのぞかせていた。

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