坂口健太郎:専門用語に苦戦「分からないことが多かった」 “公取委”舞台の月9「競争の番人」

連続ドラマ「競争の番人」の制作発表会見に出席した坂口健太郎さん
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連続ドラマ「競争の番人」の制作発表会見に出席した坂口健太郎さん

 俳優の坂口健太郎さんが7月7日、東京都内で行われた11日スタートのフジテレビ系“月9”ドラマ「競争の番人」(月曜午後9時)の制作発表会見に出席した。月9初主演で、女優の杏さんとダブル主演を務める坂口さんは、今作の舞台の公正取引委員会(略称・公取委)にまつわる専門用語に苦戦したといい、「分からないことが多かったです」と明かした。

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 ドラマは、5月に発売された新川帆立さんの同名小説(講談社)が原作。20歳で司法試験に合格して東大法学部を卒業した天才・小勝負勉(こしょうぶ・つとむ/坂口さん)、実直・直情径行型の元刑事で新人職員の白熊楓(杏さん)ら公正取引委員会第六審査(通称ダイロク)職員が、談合やカルテルなど不正を働く企業の隠された事実をあぶり出す姿を描く。初回は30分拡大。

 “天才役”の坂口さんは、せりふ量が多かったといい、「大変でした」と実感を込めて話した。公取委については「実際どんなお仕事かというのは、いざ自分が台本をいただいていろいろ調べても、分からないことがすごく多かったです」と語り、続けて「聞き慣れない専門用語が結構出てきましたが、公取委の1人として普段から言っているような感覚で(せりふとして)しゃべらなければいけないので、難易度が高かったです」と撮影を振り返った。

 会見では、今作の紹介VTRも流れた。坂口さんは「だいぶ面白そうなのができたと感じました」と手応えを明かしつつ、「彼ら(公取委)が動いてくれることによって、自分たちの今の生活が守られているんだなという新しい発見もありました。堅いお仕事というイメージはありますが、ドラマを通じて彼らの闘いを感じてもらえたらいいなと思います」と呼び掛けた。

 会見には坂口さんのほか、杏さん、小池栄子さん、大倉孝二さん、加藤清史郎さん、寺島しのぶさんが出席した。

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