俳優の小栗旬さんが主演を務めるNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(総合、日曜午後8時ほか)第24回「変わらぬ人」が6月19日に放送され、南沙良さん演じる大姫の最期が描かれた。
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亡き源義高(冠者殿、市川染五郎さん)を慕い続ける大姫だが、そんないちずな思いとは裏腹に、自分の中から冠者殿の面影が日々薄れていくことを実感する。思い詰めて巴御前(秋元才加さん)を訪ねるが、巴からも「面影が薄らいだということは冠者殿が前へ進めとおっしゃっているから」と諭され、帝(みかど)の后(きさき)になるため京へと向かう決意をする。しかし、そこで大姫を待っていたのは、都での厳しい現実。高貴な生まれのほかの姫たちとの“生存競争”に勝たなくてはいけないことを知ると、戸惑いの中で病に倒れてしまう。
鎌倉に戻ってからも大姫の容体は回復せず、入内(じゅだい)の話は立ち消えてしまう。生きることを拒んだ体は、そのまま衰弱の一途をたどり、建久8(1197)年7月、大姫は20歳の生涯を閉じ、冠者殿のもとへと旅立った……。
過酷な運命をたどった大姫の最期について、SNSでは「大姫ちゃん」「大姫…」「あぁ、大姫…悲しい……」「かわいそすぎる」といった声が上がったほか、亡くなるときに蝉の声がしたことから、「大姫、義高が好きだった蝉の鳴く夏の日に死ぬなんて」「大姫が息を引き取る間際、蝉の鳴き声が聞こえて、大号泣…」「蝉の声を背景に黄泉(よみ)へと旅立った大姫」「大姫が冠者殿の元へ飛び立ったのがよく感じられた…」「もうあの世で結ばれてるじゃん…つらい…おめでとうしんどい」といった感想も書き込まれた。
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