ちむどんどん:オーナーと賢三の“因縁”が! 視聴者「そんな事情があったとは」 漏れた“本音”に「涙涙」

NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」第50回の一場面(C)NHK
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NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」第50回の一場面(C)NHK

 黒島結菜さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ちむどんどん」(総合、月~土曜午前8時ほか)第50回が6月17日に放送された。同回では、「アッラ・フォンターナ」のオーナー・房子(原田美枝子さん)と、ヒロイン・暢子(黒島さん)の亡き父・賢三(大森南朋さん)の過去が明かされ、視聴者から「ようやく房子さんと父の因縁が!」「房子オーナーと賢三さんの間にそんな事情があったとは」などと声が上がった。

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 第50回では、母・優子(仲間由紀恵さん)が、房子にあいさつをするため、「アッラ・フォンターナ」にやってきた。2人は初対面。優子は、賢三と暢子と2世代にわたって世話になっていることに感謝したほか、あいさつが遅れたこと、かつて暢子を預ける話を突然撤回したことを詫(わ)びた。

 2人の会話からは、房子と賢三の関係も明らかになった。終戦直後、復員した賢三は叔母の房子の店を手伝っていた。賢三のことを「息子みたいでした」という房子は、「一緒に商売を続けよう」とも誘っていた。しかし、賢三は「一旦沖縄に戻って出直してくる」と言って出て行ったきり、帰ってこなかった。

 賢三が優子と結婚して生活していると知り、裏切られたと思い込んだ房子は、賢三宛てにずいぶんひどい内容の手紙を出したこともあったといい、非礼を詫びる。「こちらこそ」と、優子もこれまでの不義理を詫びた。

 優子が「暢子が、ご迷惑をおかけしていませんか?」と娘の様子を尋ねると、房子は「怖いんです。私にとって、あの子がどんどん大切な存在になっていくのが、あの子の父親のときと同じように……」とポツリ。「でも、人間は何度も同じ失敗を繰り返すんですね」とうつむいた房子は「ごめんなさい。今のは独り言」とはにかんだ。

 SNSでは房子の“本音”に「涙涙」「賢三さんのように自分の前からいなくなる……そんなことをふと思うときがあるのでしょうね涙」といった声や、「経営者の厳しさと人間味のあるステキな人」「深い愛情を持つ人だった」などといったコメントも並んでいた。
 

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