マイファミリー:心春誘拐は「自作自演」? “吉乃協力説”も 犯人による「遠足の場所」質問の意図とは?

連続ドラマ「マイファミリー」の一場面(C)TBS
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連続ドラマ「マイファミリー」の一場面(C)TBS

 二宮和也さんが主演するTBS系「日曜劇場」(日曜午後9時)枠の連続ドラマ「マイファミリー」。6月12日の放送で最終回を迎え、いよいよ連続誘拐事件が完結する。SNSでは、真犯人についての考察合戦が過熱する中、5年前に誘拐された東堂樹生(濱田岳さん)の娘・心春(野澤しおりさん)をめぐり、“自作自演”を疑う声も上がっている。また、東堂が誘拐犯から問われた、“心春が遠足で行った場所”についても注目を集めている。心春の誘拐事件について、振り返ってみたい。

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 ◇5年前に誘拐された心春 後に、母・亜希も失踪

 心春は、樹生と亜希(珠城りょうさん)の一人娘で、5年前に誘拐されてしまう。誘拐犯から、「心春さんが、小学1年の時、遠足で行った場所に30分後来てください」と問われるも、仕事で忙しくしていた東堂は答えられなかった。

 葛城(玉木宏さん)が亜希に答えを聞き、無線で教えてもらった東堂が回答するも、警察の介入がバレて、身代金の受け渡しに失敗してしまう。そんな中、誘拐されたときのアリバイが曖昧だったことから、警察では亜希の狂言誘拐を疑う声が上がり始める。東堂も、何か隠していることがあるんじゃないのかと亜希を問いただした。

 その後、亜希は「探さないでください」と書かれたメモを残して家を出て行き、それっきり連絡がつかずにいる。亜希の失踪により、警察はさらに狂言誘拐の疑いを強めたが、次第に捜査本部が縮小されていった。

 第8話(5月29日放送)では、東堂が、温人(二宮さん)の娘・友果(大島美優さん)と、三輪碧(賀来賢人さん)の娘・優月(山崎莉里那さん)の誘拐を自白する展開に。どんな手段を使ってでも心春を助けたいと考えた東堂は、模倣犯となって犯人の情報を得ようとし、亜希の妹・鈴間亜矢(藤間爽子さん)を仲間に引き入れ、友果の誘拐を実行したと語っていた。

 ◇「遠足で行った場所」質問の意図とは? 東堂の愛情を確かめたかった?

 これまでの放送では、阿久津晃(松本幸四郎さん)の娘・実咲(凛美さん)や、心春を誘拐した真犯人は明らかになっていない。視聴者の中には、心春の誘拐事件は“自作自演”だったのではと考え、「遠足の場所を答えられるかとか、どーしても心春ちゃんがパパの愛情確かめてるように思えるんだよなあ……。やっぱり心春ちゃん発信の偽装誘拐と予想。協力者は吉乃(富澤たけしさん)」「東堂心春は生きていた! 誘拐は自作自演」といった意見が上がっている。

 事件から5年が経過しているだけに、さすがに生活力のない子供の心春による単独行動は現実味が薄いが、事情を知った大人の“共犯”がいれば可能性はあるといえる。もっとも、事件の後で、何らかの形で心春が命を落としているという悲劇的な展開の場合は“単独犯”もあり得るだろう。

 また、心春の父親について、「東堂の“心春さん”呼びが気になる。葛城が本当の父親?」「心春ちゃんの父親が実は阿久津か、日下部(迫田孝也さん)か、って説が浮上してたけど、案外そうかもしれんな」「心春ちゃんが東堂の子供じゃなくて、実の父親が誘拐した。吉乃説と阿久津説と葛城説」といった考察もあった。

 さらに、“遠足で行った場所”の問いについては、「真犯人は心春ちゃんの本当の父じゃない? 東堂が心春ちゃんを大事にしてないのに気づいてさらった。だから遠足の場所がどこか質問した」「犯人が東堂に『遠足で行った場所』を聞いたのは、最後の最後に里親である東堂の娘への愛情を試していたんじゃないか」という声も上がっているが、果たして真相は!?

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