鋼の錬金術師:渡邊圭祐がリン・ヤオ、グリードの一人二役 “キング・ブラッドレイ”舘ひろしと激闘アクション! 実写映画「完結編」の本編映像

映画「鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成」の場面写真 (C)2022 荒川弘/SQUARE ENIX (C)2022 映画「鋼の錬金術師2&3」製作委員会
1 / 1
映画「鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成」の場面写真 (C)2022 荒川弘/SQUARE ENIX (C)2022 映画「鋼の錬金術師2&3」製作委員会

 荒川弘さんの人気マンガを実写化した映画2部作「鋼の錬金術師 完結編 復讐(ふくしゅう)者スカー(公開中)/最後の錬成(6月24日公開)」(曽利文彦監督)の本編映像が、6月10日に公開された。渡邊圭祐さんが一人二役で演じたシン国の皇子リン・ヤオとホムンクルスのグリード、舘ひろしさんが演じたアメストリスの大総統キング・ブラッドレイが激しいバトルを繰り広げるシーンとなっている。

あなたにオススメ

 「最後の錬成」では、リンがホムンクルスの生みの親である“お父様”(内野聖陽さん)に賢者の石を注入され、ホムンクルスのグリードに体を乗っ取られてしまう。渡邊さんは「グリードになる瞬間は一番リンという役とリンクした」といい、「リンは自分の目的、目標に対してはすごく真摯(しんし)にぶつかっていくし、そのためにはちゃんと手段は選ばないっていうのが、すごく男らしくて、現代でやろうとしてもなかなかできることじゃないので、そこにすごく共感しました」と話している。

 また、「撮影では、中国の武術で使われる青竜刀という特徴のある刀を使用したので、刀の振り方や刀を持ってない手の使い方が日本刀とは全く違い、それをリンとして体現するのが大変でした」と告白。「撮影が終わった後、モニターで僕の演技を見てくださっていた舘さんが僕の方にすごいオーラをまとって歩いてきて、一言“いい目だな”と言ってくださったんです。その言葉を糧に撮影を乗り切れました」と裏話を明かした。

 「鋼の錬金術師」は、「月刊少年ガンガン」(スクウェア・エニックス)で2001~10年に連載された。錬金術が科学のように発達した世界を舞台に、エドとアルの兄弟が、失った体を取り戻すため「賢者の石」を探す旅に出る……というストーリー。アニメ化もされ人気を博した。2017年には1作目の実写映画が公開された。

 新作は、マンガ「鋼の錬金術師」の連載20周年を記念した新プロジェクトとして公開される。2部作の前編となる「復讐者スカー」は、“傷の男(スカー)”(新田真剣佑さん)を中心とした物語。かつて国軍によって滅ぼされたイシュヴァールの民の復讐のために、すべての国家錬金術師の抹殺を誓うスカーが、エド(山田涼介さん)と相対することになる。後編「最後の錬成」は、ホムンクルスたちの生みの親“お父様”との戦い、その後のエドとアル(水石亜飛夢さん)、仲間たちの物語が展開し、原作の最終話までを描く。

アニメ 最新記事