ONE PIECE:ついに最終章へ コミックス1~92巻無料公開

「ONE PIECE」のコミックス第102巻のカバー
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「ONE PIECE」のコミックス第102巻のカバー

 「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の尾田栄一郎さんの人気マンガ「ONE PIECE(ワンピース)」が、7月25日発売の同誌34号から最終章へ突入することが分かった。同作は、6月27日発売の同誌30号から約1カ月間、休載することが発表されており、尾田さんも公式ツイッターで「最終章もなるべく早く締められるように構成組み直したいしなー」とコメントしていた。

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 6月8日にYouTubeで配信された新作劇場版アニメ「ONE PIECE FILM RED」(谷口悟朗監督、8月6日公開)の特番「『ONE PIECE FILM RED』新情報発表特番」に集英社の原作メディア担当の高野健さんが登場し、「ついに最終章へ入ります」と発表した。高野さんは最終章について「僕の口からは何も言えませんが、すごいことになっておりますので、楽しみにしていただければと思います」とコメントした。

 連載再開に向け、コミックス第1~92巻が集英社のマンガアプリ「少年ジャンプ+(プラス)」、電子書店「ゼブラック」で、6月27日から無料公開されることも発表された。7月31日まで。「ONE PIECE」史上最大規模の無料公開企画になるという。

 「ONE PIECE」は、手足などがゴムのように伸びる麦わら帽子の青年・ルフィが、海賊王を目指して仲間と共に大海原を冒険する姿を描くマンガ。1997年に「週刊少年ジャンプ」で連載が始まり、2021年1月には1000話に到達。今年7月で連載25周年に突入する。

 2010年3月に発売されたコミックス第57巻の初版発行部数が日本出版史上最高となる約300万部を記録。2012年8月発売の第67巻は初版約405万部で、自己記録を更新した。2015年6月には「最も多く発行された単一作者によるコミックシリーズ」のギネス世界記録に認定された。コミックスが第102巻まで発売されており、全世界の累計発行部数は、4億9000万部以上。最新103巻が8月4日に発売される。テレビアニメが1999年10月にスタートし、2021年11月には第1000話に到達した。

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