ONE PIECE FILM RED:“歌姫”ウタは名塚佳織&AdoのWキャスト シャンクスの娘 「新時代を作る歌姫に」

「ONE PIECE FILM RED」に登場するウタの声優を務める名塚佳織さん(左)とウタの歌唱を担当するAdoさん(C)尾田栄一郎/2022「ワンピース」製作委員会
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「ONE PIECE FILM RED」に登場するウタの声優を務める名塚佳織さん(左)とウタの歌唱を担当するAdoさん(C)尾田栄一郎/2022「ワンピース」製作委員会

 尾田栄一郎さんの人気マンガ「ONE PIECE(ワンピース)」の新作劇場版アニメ「ONE PIECE FILM RED」(谷口悟朗監督、8月6日公開)で、声優の名塚佳織さんと歌手のAdoさんが“歌姫”ウタをダブルキャストを務めることが6月8日、明らかになった。ウタは世界的な歌姫で、シャンクスの娘であることが発表されており、名塚さんがウタのせりふ、Adoさんがウタの歌唱パートを担当する。ウタが登場する映像が公開され、「私は新時代を作る女」というせりふや歌声が流れた。同日、YouTubeで配信された特番「『ONE PIECE FILM RED』新情報発表特番」で発表された。

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 名塚さんは特番にサプライズで出演し、「本当にうれしい」と出演を喜んだ。収録には「一生懸命にウタとして今を生きよう」という思いで臨んだという。収録は終わっているといい「まだ信じられない感じがします。収録は終わったのでホッとした気持ちと、また公開に近付くにつれ緊張するんだろうな」と話した。

 Adoさんも特番にボイスメッセージを寄せ、「初めてお話をいただいた時はまさか海賊の『ONE PIECE』だとは思っていなくて、世界の『ONE PIECE』とは思わなくて、びっくり仰天ですよね。本当に光栄ですし、全力で歌わせていただきましたので、楽曲を楽しみにしてほしいです」と話した。

 レコーディングについては「Adoとして歌うのではなくてウタとして歌うということで『ウタならこう歌うだろうな』『私自身ならこう歌うけど、ウタなら逆にこうやって歌うかな』と、いろいろ自分の中で戦いながら歌いました。歌っていく中で、脚本と尾田先生の描いてくださったウタのキャラ設定と、自分の中のウタ像を照らし合わせながら、完成させていきました」と話し、「私もいろいろな思いを込めて歌わせていただきましたが、それ以上にウタというキャラクターを皆さんに歌で楽しんでいただきたいなと思っております」と思いを語った。

 「ウタは名塚さんのすてきなお声もあり、たくさんの人々に愛される、新時代を作る歌姫になると思います。皆さんの心に残るヒロインになることを祈っております」とコメントを寄せた。

 劇場版では、世界中が熱狂する歌姫・ウタがライブで初めて公の前に姿を現すことになる。素性を隠したまま発信するウタの歌声は“別次元”と評されるほどで、歌声を楽しみにしているルフィ率いる麦わらの一味、海賊、海軍と世界中のファンが会場を埋め尽くす。そんな中、ウタがシャンクスの娘であると発覚する。

 「コードギアス」シリーズなどの谷口さんが監督を務める。1998年に開催されたイベント「ジャンプ・スーパー・アニメツアー’98」で上映された「ONE PIECE」の初のアニメ「ONE PIECE 倒せ!海賊ギャンザック」で監督デビューした谷口監督が、約24年ぶりに「ONE PIECE」の監督を務めることも話題になっている。

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