鎌倉殿の13人:シルビア・グラブ、“政子”小池栄子と対決する藤原兼子役「この時代の女性はかなり強い」

「鎌倉殿の13人」に藤原兼子役で出演するシルビア・グラブさん=NHK提供
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「鎌倉殿の13人」に藤原兼子役で出演するシルビア・グラブさん=NHK提供

 俳優の小栗旬さんが北条義時役で主演を務めるNHK大河ドラマ鎌倉殿の13人」(総合、日曜午後8時ほか)の“第七次出演者”が6月8日、発表された。女優のシルビア・グラブさんが、政子(小池栄子さん)と対決する政治家・藤原兼子役で出演する。

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 兼子について、シルビアさんは「後鳥羽上皇を育て、鎌倉時代にかなり力を持っていたとされ、政治にも助言し影響力があったそうです。北条政子もそうですが、この時代の女性はかなり強いと感じています」と印象を語る。

 大河ドラマは「真田丸」(2016年)で初出演。シルビアさんは当時を振り返って、「ものすご~く緊張しました。でも舞のシーンなどもあり、稽古(けいこ)を重ねていくとともに、とても楽しくなってきました。子供のころに大好きだった時代劇。その現場に居られることが夢のようでした」と語った。

 ほかの出演者との共演については「私が出演する場面は、後鳥羽上皇(尾上松也さん)周り。尾上さんもそうですが、一方的に拝見しているだけで、初めて共演する方が多い。緊張していますし、楽しみです」とコメントした。

 そのほか第7弾キャストとして、“北条義時第三の妻”のえを菊地凛子さん、“朝廷の実力者”土御門通親を関智一さん、“時政とりくの娘婿”平賀朝雅を山中崇さん、“北条泰時の妻”初を福地桃子さんが演じることが発表された。

 「鎌倉殿の13人」は61作目の大河ドラマ。脚本は、2004年の「新選組!」、2016年の「真田丸」に続き3度目の大河ドラマ執筆となる三谷幸喜さんで、後の鎌倉幕府の二代執権・北条義時(小栗さん)が主人公。野心とは無縁だった若者が、いかにして武家の頂点に上り詰めたのかを描く。

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