古谷徹:15歳アムロへの思い 「43年たっているけど改めて好きだなあ」 「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」

「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」の舞台あいさつに登壇した古谷徹さん
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「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」の舞台あいさつに登壇した古谷徹さん

 アニメ「機動戦士ガンダム(ファーストガンダム)」のアニメーションディレクターやキャラクターデザインなどを担当した安彦良和さんが監督を務める劇場版アニメ「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」の舞台あいさつが6月5日、丸の内ピカデリー(東京都千代田区)で開催され、主人公アムロ・レイ役の声優の古谷徹さんが登場した。1979年に放送されたファーストガンダムから約43年にわたってアムロを演じている古谷さんは「アムロは『僕が一番、ガンダムをうまく使えるんだ』と強いエースパイロットだけど、15歳の純粋な少年で、シャアみたいに女性を戦いに利用することなく、優しいんです。本当にすてき。43年たっているけど、改めて好きだなあ……」と思いを語った。

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 「ククルス・ドアンの島」は、1979年に放送されたファーストガンダムのテレビアニメ第15話のエピソードで、アムロ、敵対するジオン軍の脱走兵ククルス・ドアンの交流を通じて、戦争の哀愁が描かれた。劇場版では第15話を改めて描く。6月3日に184館で公開され、2日間で興行収入が約3億円、観客動員数が約15万人を記録するなどヒットしている。

 古谷さんは「とっても素晴らしい作品。主人公のアムロを演じさせていただき、感無量です。たくさんの方に作品を届けたいと心から思っています。また、こんなふうにファーストガンダムのほかのエピソードもアニメ化されて、また舞台に立ちたい」と話した。

 舞台あいさつには、安彦監督、ククルス・ドアン役の武内駿輔さん、カイ・シデン役の古川登志夫さん、セイラ・マス役の潘めぐみさん、マルコス役の内田雄馬さん、カーラ役の廣原ふうさん、主題歌「Ubugoe」を歌う森口博子さんも登壇した。

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