ウィッチウォッチ:劇中マンガ「うろんミラージュ」がまさかのボイスコミック化 声優に千葉翔也、鈴木崚汰、梅原裕一郎、杉田智和

「ウィッチウォッチ」の劇中マンガ「うろんミラージュ」のボイスコミックの一場面(C)篠原健太/集英社
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「ウィッチウォッチ」の劇中マンガ「うろんミラージュ」のボイスコミックの一場面(C)篠原健太/集英社

 「SKET DANCE」「彼方のアストラ」で知られる篠原健太さんのマンガ「ウィッチウォッチ」の劇中に登場する人気マンガ「うろんミラージュ」がボイスコミック化され、ジャンプの公式Youtubeチャンネル「ジャンプチャンネル」で公開された。コミックス第6巻が6月3日に発売されたことを記念してボイスコミックス化された。千葉翔也さん、鈴木崚汰さん、梅原裕一郎さん、杉田智和さんという豪華声優陣が「うろんミラージュ」のキャラクターを演じている。

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 「うろんミラージュ」は、「ウィッチウォッチ」の主人公・乙木守仁(おとぎ・もりひと)らが通う高校の教師・真桑悠里とクラスメートの嬉野久々実が応援する人気マンガとして登場する。架空の雑誌「少年ジャガー」で連載中の魔物を退治する少年剣士たちを描いた学園バトルファンタジーマンガで、曖昧なせりふ、けむに巻く演出が特徴。「ざっくりいこうぜ」という決めぜりふが登場する。

 ボイスコミック化されたのは、1話をまるごと「うろんミラージュ」として描き、「週刊少年ジャンプ」(集英社)掲載時に話題となった第48話「うろんミラージュ 第119話 ファジー討伐-4」。千葉さんが「うろんミラージュ」の主人公・秋月空(うつろ)、鈴木さんが主人公のライバルかつバディーの浪崎朧(おぼろ)、梅原さんが先輩の草間狭霧(さぎり)、杉田さんが正体不明の男、ザック・バランをそれぞれ演じている。第48話は、コミックス第6巻に収録されている。

 千葉さんは「あの大人気作品に『まさか僕が』とうれしかったです。考察を読むのが好きなので、僕が一足先に真実にたどり着いてしまうのが申し訳なくもありますが、胸の高鳴りを感じます。伏線なども意識し原作を読み込んで臨みます」とコメント。収録を振り返り、「決めぜりふ『ざっくりいこうぜ』は口に出して初めて意味を体感しました。決めつけない優しさは世の闇を『ざっくり』切り捨てる強さにつながるというメッセージ性。さすが、先生です」と話している。

 鈴木さんは「学生時代の僕の青春である『うろんミラージュ』に声優として携われることができるなんて、こんなにうれしいことはありません。誠心誠意、朧と向き合っていこうと思います。よろしくお願いします!!!」と意気込みを語った。収録について「収録は始まっているような、始まっていないようなざっくりした感覚で臨んでいます。朧は空のライバルであり、僕のライバルのような存在です。彼との格闘は僕の向上心を常に奮い立たせてくれています」と話している。

 梅原さんは「誰もが知っているかもしれない名作の、人気投票1位の狭霧を演じられるとは思っていませんでした。一生忘れられない仕事になることは間違いないだろうという予想は、あながち外れてもいないと思います」とコメント。収録については「いつ録(と)ったのか、どこで録ったのか、収録のことはぼんやりとしか覚えていません。もやがかかったような空間であやふやに演じたら、ざっくりOKをもらえました。もっと狭霧を演じたいという気持ちがおぼろげに浮かんでいます」と感じているという。

 杉田さんは「答えが無いのが答え。しかしながら作品への向き合い方はしっかり決めて臨んでいます」とコメントを寄せている。

 「ウィッチウォッチ」は、「週刊少年ジャンプ」で2021年2月に連載をスタート。“ドジっ子”魔女と使い魔の同居生活を描くコメディー。鬼の力を持つ高校生・乙木守仁は、幼なじみの魔女・若月ニコと突然同居することになる。守仁には、災いからニコを守る使い魔としての密命がくだされていた……というストーリー。

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