さだまさし:初の連ドラレギュラー出演 有村架純の“父親”役 7月スタート「石子と羽男」

ドラマ「石子と羽男-そんなコトで訴えます?-」に出演するさだまさしさん(中央)と有村架純さん、中村倫也さん=TBS提供
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ドラマ「石子と羽男-そんなコトで訴えます?-」に出演するさだまさしさん(中央)と有村架純さん、中村倫也さん=TBS提供

 シンガー・ソングライターのさだまさしさんが、女優の有村架純さんと俳優の中村倫也さんがダブル主演する連続ドラマ「石子と羽男-そんなコトで訴えます?-」(TBS系、金曜午後10時)に出演することが5月20日、明らかになった。有村さん演じる石子の父で、弁護士の潮綿郎(うしお・わたろう)を演じる。さださんは、NHK連続テレビ小説(朝ドラ)「カムカムエヴリバディ」(2021年度後期)で、ラジオ英語講座講師・平川唯一役で声の出演をし、画面でも登場シーンはあったが、連続ドラマのレギュラー出演は今回が初。

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 東大卒ながら司法試験に4回落ちた崖っぷちの法律事務員・石田硝子(通称・石子)と、一発合格した高卒の弁護士・羽根岡佳男(通称・羽男、中村倫也さん)がコンビを組むオリジナル作品。正反対のようでどこか似た者同士の二人が、さまざまなトラブルに挑む中で、自らのコンプレックスと向き合いながら成長する姿をコミカルに描く。

 さださんが演じる綿郎は、“石羽コンビ”が働く「潮法律事務所」の所長。根っからのお人好しで、無料で相談を受けてしまうこともあり、石子からはいつも小言を言われる。また、羽男を事務所にスカウトしたことから、弱音を吐かない羽男が心を開く存在でもある。

 デビュー50周年、古希(70歳)と、さださんにとってメモリアルイヤーとなる今年。初の連ドラレギュラー出演について「どうしていいかまだ分からないでいるのですが、全部が新鮮で撮影現場のスタッフさんの動きを見ているだけで楽しいですね。スタジオに置いてある小道具を見たり、積んである本を読んで面白いこと書いてあるな、と感じたりしています」と撮影現場での様子を語る。

 続けて「有村架純さんのパパなんて羨ましがられるのではないかしら?」といい、「僕は、子供のころからとても好奇心が強くて、面白いなと思ったことはすぐやってみたいタイプ。この年になって新しいステージを与えられるというのは本当に幸せなこと。芝居は素人ですから下手くそですけど頑張ろうと思います」とコメントした。

 プロデューサーの新井順子さんは、「綿郎は、どこか適当で調子いいところがあるけど、どうにも憎めないカワイイキャラクター。だけど時に問いかける言葉はズシンと響く。そんなキャラクターを自然にやれるのは、さださんだ! とビビッときたのです」と、さださんをキャスティングした理由を語った。

 ドラマは7月にスタート。

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