立川志らく:初の「笑点」は「30点」 スタッフから「絶対に出さねえ」と言われていた? 三遊亭円楽の代役で登場

5月15、22日放送の「笑点」に出演する立川志らくさん(左から3番目)=日本テレビ提供
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5月15、22日放送の「笑点」に出演する立川志らくさん(左から3番目)=日本テレビ提供

 落語家の立川志らくさんが、5月15、22日放送の長寿演芸番組「笑点」(日本テレビ系、日曜午後5時半)に出演する。志らくさんは番組初登場で、脳梗塞(こうそく)でリハビリ中の三遊亭円楽さんの代役を務める。収録後、自己採点するなら何点か聞かれた志らくさんは、「30点ぐらいじゃないですか。溶け込んでいるようで全然溶け込んでないなって(笑い)」と振り返った。

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 志らくさんは、“落語=笑点”というイメージが嫌で「生涯笑点に出ない」と著書などで話していたが、「笑点批判をしたっていうのは本当にかれこれ20年から30年近く前の話。それ以降はいろんな自分のメディアで『笑点には本当に感謝している』『日本の宝だ』ってことは言い続けていて」と告白。

 「子供のころからずっと見ていた笑点に、それから自分が本で批判した笑点に出るなんてことは夢にも思っていなかった。もれ聞いたところによるとスタッフが『志らくだけは絶対に出さねえ』って言ってるのが私の耳に飛び込んできたことがあったので、それが出られたっていうことは、感謝以外の何物でもないです」と明かした。

 収録では「珍しく緊張しまくりましたね」といい、若いころから共に落語家として奮闘してきた司会・春風亭昇太さんだけが「救いのような感じ」だったとコメント。「昇太兄さんなら助けてくれるだろうと」「ずっと目を見ながら、司会をイジりながら遊ばせてもらいました」とユーモアを交えて語った。

 2人は今回が久々の共演で、昇太さんは「ここ何十年かなかなか一緒に仕事することがなくて、志らくさんが笑点に来てくれるという話を聞いて、すごい楽しみにしていました」と告白。「今回もし30点というのであれば、ぜひまた機会があったら来てもらいたいなって思います」と話した。

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