神々の山嶺:劇場版アニメが7月8日凱旋公開 日本語吹き替え版に堀内賢雄、大塚明夫 夢枕獏×谷口ジローのマンガ原作

劇場版アニメ「神々の山嶺」のビジュアル(C)Le Sommet des Dieux - 2021/Julianne Films/Folivari/Melusine Productions/France 3 Cinema/Aura Cinema
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劇場版アニメ「神々の山嶺」のビジュアル(C)Le Sommet des Dieux - 2021/Julianne Films/Folivari/Melusine Productions/France 3 Cinema/Aura Cinema

 作家の夢枕獏さん原作、「孤独のグルメ」などで知られる故・谷口ジローさん画のマンガが原作の劇場版アニメ「神々の山嶺(いただき)」(パトリック・インバート監督)が7月8日に公開されることが分かった。アニメ「神々の山嶺」はフランスで製作され、2021年に300以上の劇場で公開。観客動員が13万人を突破するなどヒットした。日本では、日本語吹き替え版が凱旋(がいせん)公開されることになった。

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 日本語吹き替え版は、堀内賢雄さんが主人公で、孤高のクライマー・羽生丈二を追うカメラマン・深町誠、大塚明夫さんが羽生丈二の声優を務め、逢坂良太さんが羽生の後輩・文太郎役、今井麻美さんが羽生の行方の手がかりを握る涼子役を担当する。深町と羽生が描かれたビジュアル、特報も公開された。

 「神々の山嶺」は、夢枕獏さんのベストセラー小説を谷口さんがマンガ化し、「ビジネスジャンプ」(集英社)で2000~03年に連載された。「登山家マロリーはエベレスト初登頂に成功したのか?」という登山史上最大の謎に迫りながら、孤高のクライマー・羽生丈二と、羽生を追うカメラマン・深町誠が不可能とされる冬季エベレスト南西壁無酸素単独登頂に挑む姿を描く。2001年に「第5回文化庁メディア芸術祭」マンガ部門・優秀賞を受賞した。

 アニメは、劇場版映画「ウルフウォーカー」の製作チームが約7年かけて製作。生前、谷口さんも二度渡仏して製作に参加した。2021年に第74回カンヌ国際映画祭で正式上映され、第47回セザール賞でアニメーション映画賞を受賞した。

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